

イワナ26cm #19ロイヤルコーチマン (パラシュートタイプでテールなし)
行きの道路は渋滞もなく、外環大泉から2時間半で到着した。午前9:00にはロッドを振っていたが、先行者の真後ろに着いてしまい、しばらく川を休ませながら釣り登った。
ところがこのバカどもが、トロいのなんの。らちが明かないので追い越そうとすると、走って逃げるセコい野郎どもだ。ご多分に漏れず、遊魚証は持っていない。腰には魚篭をさげ、魚を持ち帰り、駄賃にごみとタバコの吸殻を置いて帰る、さもしい連中だ。
残念ながらこの川の魚は、こんなへたっぴいに釣られるようなバカではないのだ。形からして不細工な連中だったので、余計に腹が立った。お前らなど崖くずれで埋まってしまえ!
啓裕は、自分のずいぶん後ろから釣り登ったので、竿抜けしていた流れ込みの脇で23cmのイワナをキャッチしていた。ジトッとして蒸し暑く、曇り空で時々うす日が差す絶好の天気だった。しかし先行者が多く、魚に対するプレッシャーも高いので、ティペットのサイズも7Xに落とさなくては反応もなかった。
時間が経つにつれ風が強くなり、晴れ間が広がった。台風の影響だろう。う〜ん暑いぞ。午前の部に早めに見切りをつけて、ビールを求めて川を上がった。

フキの煮物のお通し:
左上
栗山そば:
左下
本日の天ぷら(5品):
右下
■うりっぱ(うるいの葉) ■ウドの新芽 ■しめじ
■天然まいたけ ■桜エビとクレソン


いやー、やっと食えたぜ
『お食事処 やしお』 の天ざる。今日は鴨の串焼きが無かったのが残念だったが、昼前に午前中の部を終わらせて店に入ったので、空いていてひと安心。ビールを飲みながら、啓裕と午前中の反省会をしていると、バタバタッとお客が増えて来た。ぎりぎりセーフ、今日は昼飯にあぶれることはないのだ。幸せを噛み締めて、お蕎麦をいただこう。ズズズズッ

川辺のワサビ田の森:
左上
河原とやなぎの木(枝垂れ柳と別種):
左下
寝転んで見える青空とイワシ雲:
右下
昼間の快晴は、夏場の釣りにはかなり過酷だ。
さっき飲んだビールも効いて、岩石ベットで昼寝を決め込む。
あぁ、悲しいほどお天気・・・。


先行者も多く、魚に対するプレッシャーも高い。こんなときは、河原に寝転がって昼寝が一番だ。大きな岩と砂地のバランスの良い所を探して、ぴったりと身体をフィットさせるのだ。後続の釣り人が見たら、行き倒れのオッサンに見えるだろう。溢れる緑、遠く高い空、川のせせらぎ、うっすらと気を失っていく感じが心地よい。
今度は啓裕が先行し、自分が後を追った。ずいぶんゆっくりと昼寝をしたので、川が休んでいて反応がよい。森の日影もあちこちに出来ていて、魚の緊張も少しほぐれたようだ。
そのわりには釣れない。今日はボウズ覚悟で行こう、そう思っていた次の瞬間、バシャッときれいに出た。大きい淵からの流れ出しの流心だ。ピーコックヒールをアントの形に巻いたパラシュートタイプの毛鉤だ。サイズも小さめで#19(TMCフック102Y)だ。
今日はフッキングの精度を上げるため、かなり柔らかいロッドを使っている。そして掛かった魚がけっこう大きかったので、下流の瀬を3つほど下られてしまった。7Xのティペットを使っているので、岩の下に潜られたらおしまいだ。無理はできないので、流心のなかで必死に堪えた。
魚がようやく走らなくなったので、リリースネットでランディングした。頭が大きく、鼻が曲がりかけた、立派なオスのイワナだった。ネットの内径に5mmほど足りなかったので、26cmといったところだ。日影ができた大淵に、陸生昆虫がポトリと落ちたところを捕食していたのだろう。水面に張り出した木の枝の下に定位していたんだな。お食事中に悪いことをしてしまったようだ。
啓裕と合流して、イブニングの場所を決め、仕掛けの交換をした。6Xに切り換え、尺超えに備えるのだ。辺りが薄暗くなってきたので、釣り始めた。しばらくすると啓裕が下流で、写真を撮っている。けっこうなサイズのようだ。こちらは、先ほど叩き過ぎたのか、反応がない。上流に移動したが、12cmと15cmのイワナを掛けただけで、今回のイブニングは幕を閉じた。
ミニマグライトで河原を照らしながら、山道への入り口を見つける。すでに午後7:30過ぎだ。汗だくで山道を登り、車まで戻った。結局、啓裕も写真を撮っていた25.5cmのイワナだけだったようだ。次回までにイブニングの作戦を練り直そう。どちらかが尺超えを手にできるように・・・。