じず:野活的歴史    →2007年4月講習会、UPしました!

 さまざまな「学び」を、いつか整理整頓してページをUPしようと、ずっと考えてはいるのですが、なかなかうまくいきません。 とりあえず、できるところから、できそうなところから…、ということで、プロジェクト・アドベンチャー(PA)についての「学び」をまとめてゆきたいとかんがえております。 そもそも、PAってなんだい?って解説は、じず。があれこれ語るより、PAJ(Project Adventure Japan)のサイトをご確認ください。 まあ、各種検索エンジンでサーチいただいても、いろいろな回答が返ってくることと思われます。 そもそも、一言で解説できるなら、こんなに悩まず、UP作業もスムースにいったと思われ…(笑)。 とりあえず、こちらを参考までに。 (→プロジェクト・アドベンチャーとは)

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 じず。とPAとの出会いは…、とさかのぼると、多分、野活講座の講義だったように記憶しています。 ちょっと興味をもって、手元でぐりぐりサイト検索して、説明を読んでわかったような気になっていました(と、いうことがのちほど痛いほどわかることになるのですが)。 実際に体験したのは、以前紹介したように2004年3月、いきなりハイエレメント、ということになります。 それから1年、手元の講座がひと段落したところで、たまたま参加した1泊2日の講習会。 軽い気持ちだったとは言いませんが、想像していたものとはずいぶん違った感覚が自分のなかに芽生えました。 結果、消化することができず、もんもんと混乱を引きずりながら過ごす日々もありました。 2ヵ月後、その混乱を解消するために、2泊3日の講習会へ足を運ぶこととなりました。 まだまだ、明快な答えは自分のなかに用意できていないし、おそらくこれからもでないのかもしれないけれど、自分なりの「学び」のレポートと感想をまとめてみたいと思います。 そして、今後も続いていくさまざまな「学び」を自分なりのカタチにしてみたいと思います。


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PAJ主催講習会 学校で役立つPA研修会 2005.4.16〜17 国立オリンピック記念青少年総合センター

 PAってだいたいこんなカンジのもの…、自分なりの思い込みで始まった研修会、まさに返り討ち(笑)といった風情でした。 参加者は23名、まずは10年いじょうぶりに訪れたオリンピックセンターの施設の充実ぶりにあっけにとられまして。 施設もすごいし、食事も質量ともに満足でひたすら感心しておりました。 参加者はタイトルの通り、学校関係の方に加え、全国各地からさまざまな背景をお持ちの方が集まっておりました。 PAに関する背景もさまざまでそのあたりをシェアするところから講習は始まりました。 自己紹介をはさみつつ、いわゆるレクゲームとPAの違いの解説があり、フルバリューコントラクトについての解説。 アクティビティの紹介を兼ねながら、講習は深まってゆきます。 初日の最後には各自の目標設定をしました。 翌日、ウォームアップから入り、リーダーシップとフォロアーシップの学び。 前日に考えた目標のシェアを経て、ビーイングの体験。 最後に問題別のグループに分かれての意見交換会で締めくくりました。
 …と、起きた事実をたどってゆくことは難しくないのかもしれません。 でも、ここにたどりつくまで、自分の中に大きな混乱がありました。 それはおそらく、振り返り、というものを広範囲な解釈をしていたからだと気づいたのはついさっきのことです。 PAの基本理念、「体験学習サイクル」において、振り返りとは「起きた事実」に焦点をあてること、のようですね。 自分の気持ちの動きが起きていたから、そこまで含めて、「無理にまとめようと」していたようです。 そして、もうひとつの混乱、それは、PAを(誰かに対して)活用しようという視点、すなわち自分が「参加者ではなくファシりテーターたらん」という気持ちが強くあった割りに、活動のなかで知らず知らす自分がさらけ出されてゆく感覚があったからだと思います。 こんなはずでは…、という感情が自分の中に混乱を作り出していたようです。 まあ、それが次へつながる原動力になったので、結果としてよかったのかもしれませんが…。

アクティビティリスト:

ラインナップ(並べ替え)
自己紹介
じゃんけん(負けるが勝ち、あいこじゃんけん・人数を変えて)
3つの約束(ポーズを決める・・・安心、楽しさ、つながり)
フルバリューじゃんけん
握手とおじぎ(実験)
自己紹介パート2(好きなスポーツをジェスチャーで表現)
ネームパス
ジェスチャーパス


アースボール(ビーチボールで円陣パス)
アマゾンを救え(ボールをつく順番、回数を制限)
ヤートサークル
ヤートロープ
ロープはずし
チェンジ2(違い探し)
ウエスタンチャレンジ(数字あて、足し算など)
ミラーストレッチ(手をあわせて、入れ替わって・・・)
学びの川(過去・現在・未来)
ビーイング
グループジャグル


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国立赤城青年の家 主催事業 指導者のためのプロジェクトアドベンチャーセミナー 2005.6.17〜19

 はい、そんなカンジで悶々と(!)した日々を過ごしておりました。 なんか思っていたのと違う。 違うっていうか、こんなはずじゃなかったっていうか…、とにかく混乱して落ち着かない日々でした。 正直、4月の講習会のUPができなかったのもそのせいなんですがね。 で、2月に環境教育ミーティングに参加した赤城の施設での講習会を発見。 受付開始を待ちきれないくらいの勢いで申し込みをしました。 ここにはいくつかエレメントの設備もあります。 そんなわけで、「混乱の整理」をテーマに参加したわけですね。
 今年、赤城では2回のPA講習会が設定されています。 今回は指導者むけということで、なんらかの経験を持っている人に限定したものでした。 3月には体験に重きを置いたものも実施されます。 そんなわけで、実際のエレメントを使ったアクティビティよりも、秘密のときあかしのような、気づきに重点が置かれた構成だったように思います。 アイスブレイクからの大きな流れを確認しつつ、アクティビティのなかに次につながるキーワードをイメージしていたり、振り返りのなかから多くのキーワードを発掘したり。 また、参加者の視点と指導者の視点をグループごとにお互いの活動を観察するという方法で確認しました。 そんな活動のなかで、ファシリテーターから不意に飛び出したひとことから、これまでの混乱が少し解消されたように思いました。 ファシリテーターは自分のイメージするところに誘導するのがシゴトではない。 自分のフルバリューを押し付けてはいけない。 参加者のフルバリューが自分の考えたものと違っていても、それは尊重しなくてはいけない。
 これまで、参加者として体験していたPAでは、「WE,OUR,US」っていう視点で、左右を目配りしながら自分とのかかわりを探していた気がします。 今回前回、そこに指導者、ファシリテーターとしての位置取りを考えていったとき、参加者に対する「THEY,THEIR,THEM」の視点も併せ持たなければいけないのかな。 それが今回の気づきです。 うーん、当然のことながらまだまだ奥が深い。 もう少し、マナビを深めて思いました。

アクティビティリスト:

インパルス
前うしろ、みぎひだり
エレベーターエアー
自己紹介
ネームパニック
チェンジアップ(カードを使って並び替え)
どっち?
メイクトゥー(2人組を作る)
ガーディアンエンジェル
ルックアップ・ルックダウン
People to People
マインフィールド(各自のイメージカードを使って)

ユビタス(5抜け)
ウエスタンチャレンジ(足し算)
ルックアップ・ルックダウン(名前を言う)
ゾンビ
フォーンアンドファックス(いくつのボールを受け取れるか?)
エレメント(モホークウォーク・ジャイアントシーソー)
チェンジ5
ペアタグ(右回り左回り)
指導者として観察(オーシャンズ12・カバの口)
プーリー
刑事コロンボ(鈴をまわして、持っている人を当てる)

   



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PAJ主催講習会 学校で役立つPA研修会 2005.9.17〜19 国立オリンピック記念青少年総合センター

 春に1泊で行った研修会が2泊になるとさぞ学びも深かろうと、またまた参加してしまいました。 初日午前の集合時刻に、キモチ早めに到着すると、すでに8割がたの参加者のみなさま、集まっておりました。 受付のすずめ(PAJ)にはじめましての(?)ご挨拶をして資料をもらい、目を通すと、見覚えのある名前も2、3…。 求めているものは違うかもしれないけれど、追いかけ続けているひとがいることに少し安堵感。 そういえば前回最初のアクティビティで、知ってる人をつないでみようと始めたところ、じず。とやまさん(のちの、やまちゅう)だけがピンで、あとはみんなつながったっけ…。 こうやって知り合いの輪がつながってゆくのかなあと、始まる前から少々感慨深げ。。。
 トレーナーはMAB。 今年の研修会3回とも違うひととからめるのは、ある意味運がいいのかもしれない。 2泊3日の枠組みの大きな話から始まり、アイスブレイクと自己紹介を交え、ニーズアセスメントを3人グループでシェアしたところで昼食。 場所を移してアクティビティのバリエーションを楽しみつつ、ニーズの共有をし、「シロクマくん」で体験学習サイクルをまわしてみることを、まさに体験してみました。 夕食後も研修は続きます。 ビーイングにつなげるための「学びの環境」についてのキーワードをグループごとに話し合って付箋書きし、順番に発表したあと、大きなホワイトボードに展開してゆきました。 って、書くと初日約8時間の講習があっという間にまとまるのですが、今回は特に「現場お持ち帰り」を意識してか、予定のプログラムを進めることよりも、もっと力点を置いているものがあるような空気がありました。 場面場面でトレーナーから「どうしますか?」という問い。 見た目活動が止まるような状況も含みつつ、また、眠れぬ夜を過ごしました。
 2日め。 朝食済ませて9時集合、っていうのは、非常に楽な日程だったことはあとから気づきました。 そうだよね、普段5時起き7時出社のひとだもの。 朝は本当にゆっくりできました。 少し広い会場へ、昨日展開したまま移動。 さて、ふたたびビーイングへどう移行してゆくか、ファシリテーターの待ちが入ります。 普段時間に追われている生活をしていて見失っているものをあぶりだすかのような時間でした。 それぞれの疑問を少しずつ解消し、共通理解をとりながらお互いの理解を深めながら過ごした時間は、ヘヴィではあったけれど、貴重な時間だったと思います。 以前経験したビーイングが、比較的淡白な(?)ものだったので、実際にフルバリューに至る道のりの厳しさを、これまた体験したような気もします。 どちらかというと安易に「まとめる」ということに慣れていた自分のなかにも大きな気づきをいただきました。 勇気をもって発する言葉と、その真意を汲み取ろうとする活動のなかに、またひとつのヒントがあったように思います。 どれだけの時間がかかったのかわかりません。 どれだけ予定していたプログラムを食ったのかもわかりません。 でも、あの話し合いは、少なくともじず。には貴重な経験となりました。 あの勇気にココロからの尊敬と感謝。
 午後は気分をかえるため(?)、外にでました。 秋風が吹いたはずなのに、日差しとツクツクホウシのシャワーはまだまだ強烈でした。 日陰の芝生を探してカラダを使ったアクティビティを中心にこなしました。 夕食後は室内で活動、SMARTのガイドラインに沿った目標設定。 そして2時間1本勝負の懇親会は、ちょっと外の居酒屋へ…。 暗くなるとスズムシの大合唱は、やはり緑多い代々木公園に隣接しているせいでしょうか? 本当に、五月蠅いくらいの虫のこえをひさしぶりに聞きました。
 最終日、前夜の…が若干残るかたもおられる中、キーパンチというアクティビティを2箇所並べて行いました。 競うのではなく、合計タイムでよい記録を出すよう指示が出され、4回のチャレンジでまた刻々と変化が起きてゆきました。 毎回設定する目標の意味の変化、そこから受け取るものの変化。 うーん、深いです。 最後の食事をとってから、残りの時間の使い方もやはり、「どうしますか?」という問いかけがあり、結局全体の振り返りを含めたディスカッションに。 時間いっぱい、使ってから全国各地へと戻ってゆきました。

 さすがの2泊3日ですね。 混乱は拍車がかかっています。 でも、心地よい混乱です。 「学び」について。 「体験」と「経験」について。 「目標」について。 「感情」について。 そして、自分自身の「ニーズ」について。 しばらく続きそうです、この混乱は…(笑)。

アクティビティリスト:

物々交換自己紹介
ネームバイネーム (→逆さ読み →ローマ字逆さ読み)
呼ばれたい名前 (→形容詞をつけて)
ネームチェンジ
ニーズアセスメント (3人組で)

インパルス (自分の膝 →隣の人の膝 →逆回りあり)
バーチャルジャグル(マンボ・チェンジ)チェンジで交代、マンボは言葉をパス。
ニーズアセスメントの共有
白熊君 (サイコロの和)

イルミネーター
フルバリュービーイング 安心できる環境のために必要なこと

クイックチェック
チェンジ3
ビーズバンク
フルバリュービーイング(続き)



エーデルワイス スイッチ、リバース
ハンドクラップ(ビート)1→5
ウインドミル (風車のストレッチ)
ミラーストレッチ
フープリレー
ミラーフープ
言葉つくり (50音のカードで)
ZoomRezoom (YESorNOとOPEN質問)

TVショー (本物は誰だ)
目標設定

クイックチェック
クイックラインアップ
ヘリウムフープ
キーパンチ

振り返りと情報交換

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花山少年自然の家主催事業 学校教育に生かす体験学習法ミーティング 2005.10.28〜30

 うえの9月のいべんとでご紹介いただきました。 2泊は難しいかと思っていたら、偶然にも金曜に代休が入り、運も味方してくれたみたい。 とは行っても、遠いです(汗)。 交通費もかさみますので、夜行バス初体験ですね。 しかも往復割引きで(笑)。 まあ、カラダには堪えましたが…。
 早朝仙台着。 乗り継ぎに時間があったので、青葉城は押さえとかないとね。 築館からは送迎で現着。 全体開会式のあと、授業見学に分かれます。 もとより宮城県ではMAP(宮城アドベンチャープログラム)といって、行政ぐるみでの取り組みもあるようで、実際に中学へ行って授業見学させていただきました。 体育館に20名ほど、約2時間ほどいくつかのアプローチを見たあと意見交換。 ひとクラスかと思いきや全校生徒だそうで、小学校から同じ小集団で過ごしているので、いい面悪い面があるのだそうで。 ちょっと眼からうろこの経験でした。
 夜は情報交換会。 いや、料理が豪華でびっくり! うっかり口にしたものが…、あのフォアグラ、本物かなあ??? なんて延々と夜は更けてゆきました。 2日めはいちにち体験です。 いくつかのプログラムのなかから、じず。はOBS体験をチョイスしました。 PAの体験もあったのですが、折角の機会なのでまだ経験したことのないものを、ということで。 待っていた課題は35キロマウンテンバイク走破、でした。 スタートから5キロはひたすら上り、しかもオフロード。 天候も悪化し、後半は雨模様。 途中、あっさりとは語りつくせないほどの感情の交錯もありましたし、肉体的なものもありました。 でも、走破し終え、シャワーを浴びたあとの振り返りで、それぞれのなかにあったものを少し共有すると、独特の連帯感はやはり宝だなあと思います、はい。 乱暴にまとめると、PAは精神的に追い込み、OBSは肉体的に追い込んで、でも、行き着く先はほぼ同じ、ってカンジがしました。
 夜には自主発表があり、自主的な交換会があり、最終日は朝からじっくり振り返りです。 1時間のソロは貴重な時間ですね。 バイクはとにかくお尻が痛くなったので、ゆったりソファを使わせていただきました(笑)。 会場では大いに盛り上がる研修会ですが、地元に戻るとたくさんの抵抗勢力にしゅんとなってしまうことの繰り返し。 これはどこの現場でも同じことのようです。 みんな悩んで、でもなんとかしようと思ってもがいているひとがこんなにもたくさんいるんだなあと思えたことも収穫のひとつだったかもしれません。 合言葉のように、10周年は?と問い掛け合い、翌月のシンポジウムへとまた仲間の輪が広がってゆくのでした。。。

   

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PAJ主催 10周年記念シンポジウム 2005.11.12〜13 高尾の森わくわくビレッジ

 プロジェクトアドベンチャージャパンの創設10周年の記念イベントです。 午前中のプレイベントに間に合うように、早朝家を出て現地へ。 前日からの雨も上がり、屋外での活動がなんとかできそうな気配を抱きつつ、高尾駅前からバスに乗り込みます。 終点が会場の高尾の森わくわくビレッジ。 あとから聞いた話ではもともとは高校だった建物を改築して宿泊研修施設に作り変えたとのこと。 確かに体育館やパイプいすなどには高校名がついていたし、保健室や理科室、調理室はそのまま活用なのかもしれませんねえ。 っということで、受付を済ますや見覚えのある顔、カオ、かお。 ほどなく体育館に集合してプレイベントのスタートとなりました。 ウォームアップを兼ねて、約30分で10個のアクティビティーを体験。 その後、ハイ、ロー、2チームに分かれてエレメントに向かいました。 じず。はせっかくなのでハイエレをチョイス。 約2年ぶりに地上8メートルを味わいました。 最近の学びのおかげなのでしょうか、前回ほどの印象深さもなく、冷静に受け止めている自分がいたりして。 雲も切れ、日差しが出てきて、ビレイは暑さとまぶしさとの戦いともなりました(笑)。
 昼食後、プレに参加しなかった人たちも着々と到着し、オープニングセッション開始。 ご挨拶などのあと、アメリカから招かれたカールとジムを中心にPAの歴史?を聞きました。 夕方にかけて分科会をひとつはさみ、交流会では鏡開きした樽酒をオリジナルの枡でいただきました! 立食形式でしたが、話の輪があちこちにでき、また新しい出会いと交流がありました。 カールと直接英語で話すチャンスにも恵まれ、ちょっとカンドーものの会となりました。 終了後ロビーの一角で沖縄音楽のライブに聞き入る時間があり、語りつくせぬ夜となりました。
 翌日、カール、ジムそれぞれのワークショップの時間がありました。 メモをとるのも忘れて、すっかり活動に入り込んでしまうような時間でした。 アクティビティーのつながりだとか、よく知られているアクティビティーがどうやってできあがったかなどの裏話などもまじえ、あっというまのセッションでした。 昼食後、分科会を2本はさんで、クロージング。 最後に30人の人間ベッド(?)を完成させて、10年後の再会を約束して終了となりました。 再会できた顔、初めてお逢いした方、またまたPAの発するエネルギーをたくさん溜め込んで帰路につきました。 そしてそして、やっぱりAPやABCの研修会に行ってみようか…、という思いもまた強くしたイベントでした。

   


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国立赤城青少年交流の家 企画事業 指導者のためのプロジェクトアドベンチャーセミナー 2006.4.28〜30

 昨年に引き続いての参加となりました。 当日朝はJR線の乱れが多く、集合時刻に間に合うのか不安にさいなまれながらのスタートでしたが、新幹線カードを切り、無事到着いたしました。 知った顔も多く、また自分なりに活動の取り組みを実際に始めてみての参加でしたので、以前のように悩みの渦へ突き落とされることもさほどなく、むしろさまざまなものが着実に落ちてゆくという手ごたえを感じることができた研修会となりました。 もちろん、気づきの上積みも多く、また、再確認の連続で、自分の感受性のアンテナをしっかりと磨いて帰った来たようにも思います。 またさまざまな分野で活躍されている参加者のみなさまとの情報交換も有意義な時間でした。 あらためてファシリテーションとは…、もちろん、答えがすぐにでるようなものではないけれど、自分自身に問いかけながら、次につなげてゆきたいと思います。 はい、6月の4泊5日、申し込みしました。。。

アクティビティリスト:

28日(午後)
@ペン回し(IB)(WU)
A耳の大きさ(IB)(WU)
B手の組み方(IB)(WU)
Cヘリウムフープ (IN)
D白クマくん
Eラインナップ
 ア,PA経験年数 イ,名前順 ウ,ニックネーム(ノンバーバル)
Fアイデンティティクライシス(IB)
Gトレジャーハンティング(IB)
Hニーズアセスメント(カテゴリー分け)
 
28日(夜)
@ぺーパータグ(WU)(IB)
Aフライングペーパー(COM)
Bマインドマップ
Cアクティビティーの種類について考える〜マインドマップを使って〜
 
29日(午前)
@体調チェック
Aチェンジ3(WU)(IB)
Bバーチャルジャグル(ネーム,マンボウ,サラダ)(DI)(IB)
C感覚体験
Dアリが10
Eハンドクラッピング
 ア,2人組 イ,ノンバーバル ウ,ブラインド エ,2人→4人→全員
 オ,全員ノンバーバル+ブラインド
Fグループディスカッション〜集団・グループ・チームの違い
 
29日(午後)
@エーデルワイス(スイッチ、リバース)
Aトラフィックジャム
 (ノーマル,ノンバーバル,ノンバーバル+自主的
  環境を変えて(直線))
BPhone&Fax
C目的と目標の違い
Dミラーストレッチ
E東西南北
Fモホークウオーク
 
29日(夜)
@意識とスキルの階段
A質問についてのマインドマップ
Bサバトゥール
 
30日(午前)
@ワムサムサム(WU)
Aリラクゼーション〜2人
B感じる〜ブラインド
Cブラインドポリゴン
D「全員」〜2グループに分かれて
Eフィードバック
Fプレゼンテーション
G「支援的アプローチと指導的アプローチの違い」


      

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PA.Inc.主催 AP講習会(アドベンチャープログラミング講習会) 2006.6.23〜27 高尾の森わくわくビレッジ 

 はい、あれからはや2週間。 これまでは2泊の講習会が最長だったので、4泊という長さに期待と不安の両方を抱いて現地へ乗り込みました。 会場は何度か足を運んでいる高尾。 いままで悩みながら自分のアタマの中に描いてきたPAというもののイメージが、果たしてブレているのかいないのか、そのあたりがいちばんのポイントになるのかもしれないなあと思いつつ。
 受付を済ませた後の最初の会場の空気というものを、いつも楽しんでいます。 お互い見知らぬ同志、探り合うわけではないけれど、なんとなしに居心地の悪い空間(笑)。 すぐにそんなものは吹き飛んでしまうので、本当に最初の数分しか体験できない空気です。 でも、かならず、出発点はここ。 これを忘れずにいないと、プログラムは組んでゆけないと思うので。 参加者は定員いっぱいの14名、全国から集まっていました。 青少年施設の職員をされている方が半数以上を占めていました。 アクティビティをまじえながら、徐々に知り合ってゆきます。 おおきなプロットはこれまでの講習会と大きく異なるものではありませんでした。 氏素性の異なるものたちが、グループとしてどう変容してゆくのか、4泊という時間がもたらすものはいったいどんなものなのか、期待と不安はさらに増殖してゆきます。
 途中、気づいたことがひとつあります。 指導者講習会では、参加者はみな、当然のことながら自分自身の目的をもって集まってきています。 持って帰りたいもの、学んでゆきたいもの、その深さや重みもそれぞれです。 ニーズアセスや目標設定、そしてそれをシェアし、そこに立ち戻ってのふりかえりも繰り返し行うけれど、軸足をそこに置いたままではひょっとしたら伝達講習にしかならないのではないかということ。 なんとなく使っていた言葉、シェアと共有のニュアンスの違い(あくまで自分の中で)に触れた気がしました。 ひょっとしたら、これまでの2泊の講習会では、「客体」として体験をして、その経験からエッセンスを持ち帰ることに終始していたのかもしれない。 「主体」としてまさに「いま、ここ」に軸足を置くということは、とりあえず持ち込んだ荷物や目的、肩書きをいったん背中から降ろすことも必要なのかもしれない。 そんな想いが自分のなかをよぎりました。 でも、それはあくまで自分の中に浮かんできたひとつの価値観で、それを参加者に強要することは当然できません。 自分なりにアプローチは試みたものの、自分のなかではそんなイミでの足並みみたいな部分が葛藤を呼んでいました。 そういった考えに立ち入ったということが4泊の効果だったのかもしれないと思いつつ、そういった観点で周囲を見ている自分自身は、まだ指導者目線を抜け出していないと、さらに深みにはまってゆく気もしていました。
 そんなわけで、動いたり、立ち止まったり、フリーズしたり、ぶつかったり、混乱したり、真っ白になったり、いろいろなことを繰り返し、時間は過ぎてゆきました。 リアルタイムなつぶやきはまいにちぶろぐに上げましたので、検索かけてみてください(笑)。 講習会のなかでは触れることはできなかったのですが、最終的にじず。のなかに落とし込んだものは、「本気」というキーワードでした。 「本気」でかかわる、「本気」で取り組んでいれば、そのフェーズの違いはあったとしても、必ず通じあえるものだと思いたいし、相手にも必ず通じるものだと思いたい。 いや、逆説的に考えれば、「本気」でかかわろうとしなければ、それは通じるわけがない、と。

 野外活動の指導者としてだけでなく、さまざまな局面で、この想いを忘れずにいたいなあ、そんな大きな学びを持ち帰った講習会でした。 さすがに途中体調が下降気味になったりもして、タイヘンな思いもしましたが、まだまだ先へ進んでみたい、そんな想いも深めて帰ってまいりました。

アクティビティリスト:

23日
 キャッチ
 インパルス
 ミラーストレッチ
 ペアタグ(1人→2人組)
 ロボットタグ(オフのみ→オンあり)
 名刺交換
 ネームトス(数を増やして)
 ZipZap
 右・左だぁれ?(あなた・わたし)
 マジックミラー(フープくぐり)
 グループジャグル(20達成!)
   〜CゾーンSゾーンPゾーンの話〜

 ジャイアントシーソー
 ルックアップ・ルックダウン
 ぱちぱちインパルス
 グリーンボーン イエロービーン
 キングフロッグ(ジェスチャーパス)
   〜個人の目標設定、共有〜

24日
 クイックチェック
 タイニーティーチ
 ビーズバンク
  〜個人の目標、人形を使って〜)
 ミラーストレッチ(足も使って)
 エルボータグ
 トランスフォーマータグ


 チューリップゴルフ
 キーパンチ
 気分を色で表すと
 すたんだっぷ〜お願い立って!
 ビーイング
 勇者のしるし
 オールアボード
 ニトロクロッシング
 ワイルドウージー
 クレイジーフルーツ
   〜ロープワーク講習会〜

25日
 クイックチェック(体調・筋肉痛)
 チェンジ3
   〜ビーイングに戻って〜
 リレーストレッチ
 TPシャッフル(→言葉を使わないで)
 トラストシークエンス
 ヤナギに風
 ほんとうそロープ
 ロボットコントロール
 ラビテーション
 トラストウェーブ
 スパイダーズウェブ
   〜ビレイの練習〜
 ディナーディナーディナー


   〜理論講習〜
 イルミネーター
   〜途中経過のふりかえり〜

26日
 ワムサムサム
 ツルのストレッチ
 555ストレッチ

 キャットウォーク
 スカイウォーク
 パンパークランプ
 Jタワーカーゴネット
 手つなぎトラバース

27日
 クイックチェック
 ストレッチリレー
 パワーセイバー
   〜グループのふりかえり〜

 ウインドミルストレッチ
 指フェンシング
 エルボータッチ、ニータッチ
 モホークウォーク

 クワトロフィニア
   〜ふりかえり〜

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PAJ主催 PA講習会 グループの力を生かす 2006.9.16〜18 東松山リコー研修所

 PAJスタッフが書き下ろした本、「グループの力を生かす」にのっとったカタチの研修会でした。 最寄り駅からのアクセスがいまひとつということで、前日から埼玉県内の実家に身を寄せ、なぜか玄米30キロをトランクに積んでの車移動となりました。 駅から何人か運んで欲しいとの要請をうけ、駅に立ち寄ると見た顔がぞろぞろ(笑)。 のっけから期待は膨らみっぱなしとなりました。 これまでオリセンなど、さまざまな施設で研修会に参加してきましたが、企業の研修施設ってやっぱり一味違いますね。 まあ、最初からオトナが宿泊することを前提に作ってあるってことなんだと思いますが、ええ。 たくさんの懐かしい顔と新しい顔に囲まれて、またステキな時間を過ごすことができました。 よくPAの研修会でニーズの聞き取りをやるんですけど、自分にとってはスタンスの確認なんだなってことに気づきました。 具体的に使いたい場面はあるけれど、具体的に持って帰りたいものと問われると、答えに窮する。 なんとなく自分のなかでおとしこまれつつあるPAの、自分なりの方向性のブレを修正する機会、それが自分にとっての研修会参加のいちばんの目的かもしれないなって、そんなことを思っています。

アクティビティリスト:

16日
 キャッチ
 前うしろ
 エーデルワイス
 ZIPZAP
 ネームホイップ
 ラインナップ
 トレジャーハンティング
 インパルス
 ネームトス
 ルックアップルックダウン
 ウエスタンチャレンジ
 どっちむいてイエイ
 ペアフル
 肩たたき
 TPシャッフル(名まえ順、都道府県順)
 スパイダーウェブ(ロープバージョン)
 フライングペーパー
 ペーパータグ

17日
 スキャニング(健康チェック)
 チェンジ3
 アイデンティティクライシス
 ビーイング
 カテゴリー

 
 エルボータッチ ニータッチ
 トータグ
 ウインドミルストレッチ ミラーストレッチ
 パワースポットニトロクロッシング
 ウエーブストレッチ
 バナナおに
 エルボータグ
 モホークウォーク
 リバーススキップ
 ハイ・ローヨー
 対戦型インパルス
 トンパントントン
 ハンドクラッピング

18日
 モールの作品づくり
 ペアストレッチ
 指フェンンシング
 ミラーストレッチ
 スコープペアタグ
 右回り左回りペアタグ
 トラストシーケンス
 ヤートサークル
 クアトロフィニア
 トラストダイブ
 ソロふりかえり 


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国立赤城青少年交流の家 企画事業 指導者のためのプロジェクトアドベンチャーセミナー 2007.4.28〜30

 3年連続の参加になります。 かれこれ赤城を訪れるのももう7回目。 専門職員さんも入れ替わりがあるのですが、話ができる顔が何人かはいてくれるので、気持ちもかなり楽ですね。 さて、今回のトレーナーは代表(おいしょ)とサム。 参加人数がこれまでで最多でしたから、ウォームアップから2分割を入り乱れてのスタートとなりました。 腕の組み方で分けた2チームにそれぞれトレーナーがついての活動。 今回のおいしょチームは、エレメントをたっぷりと使った組み立てでした。 まえ2回はかなり組み立てやファシリテーションに振った内容で、耳からなにかが垂れてくるんはないかと思われるくらいの時間がかなりあったのですが、今回は活動を前面に出した構成だったので、また新しい発見がありました。 特に赤城のエレメントをほぼ制覇できたので、一応登録を済ませた外部研修指導員の声がかかったときにも少しは役に立つかなあ…、と。 夏のABCをすでに申し込み済ませているので、濃いやつはそのときにとっておきましょう。 今年は秋にも赤城で研修会があります。 そのときの再会を楽しみに、またたくさんの新たな出会いが次の何かにつながってゆくことを期待します。

アクティビティリスト:

28日
 フライングソーセージ
 ヘリウムフープ ( …では、3秒で)
 ネームトス
 ペアストレッチ
 ジャイアントシーソー
 ビーイング(誰が書いたか分からないバージョン)

29日
 パチパチインパルス
 ガーディアン・エンジェル
 イタリアンゴルフ
 ニトロクロッシング
 モホークウォーク
 ケージサッカー
 
 ヤートロープ
 ヤートサークル
 グループジャグリング
 ZIPZAP (+ハウドゥユードゥー)
 トラストシーケンス
 ウィローインザウインド
 ヒッコリージャンプ
 ホールインワン
 ジャイアントシーソー リベンジ

30日
 ネームストレッチ
 ホグコール
 ゾンビ
 トラストフォール
 ウォール

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PA.Inc.主催 ABC講習会(アドベンチャーベイストカウンセリング講習会) 2007.8.15〜20 日野春 

 

アクティビティリスト: