キャンプ&プログラムの記録

 ひすとりーにも書きましたが、じず。の野活の原点はやはりキャンプです。 河原に黄色い家型テントをはって直火のハンゴー炊事…。 あれから時代は移り変わり、ずいぶんと周辺環境も変わってきました。 キャンプの楽しさはなんと言っても自然との一体化。 ローインパクトも考えつつ、じず。のキャンプとその他アウトドアプログラムをまとめてみました。


「感受性を大切に!」   2007.1.7〜9  国立赤城青年の家


 工事中!


「環境教育 関東ミーティング」   2006.12.9〜11  国立赤城青年の家 

 工事中!


「野外活動入門」(自前の講座) 

  2005.11.15  三ツ沢青少年野外活動センター 

 約1年ぶりの自前講座です。 最近の学びを取り入れて、少し展開を工夫してやってみました。報告書風に…。

・目的の提示(事前プリント)
最近、いろいろなところで話題になっている「環境」について考える出発点として、薪わり、火おこし、野外炊事の体験を通して、「その先にあるもの」を探してみたいと思います。

・ニーズアセスメント(上の目的を踏まえ、各自が期待することを集めました)

・展開内容の提示(前々日配布プリント:買出しの分担をしつつ、以下のような内容を示しました))
 〇ウォームアップ
 @薪わり(なたの使い方の実践!)
 A火おこし(マッチ・ライターを使わずに火種をつくる!)
 Bたき火(やり方を考えれば簡単に木は燃える!)
 C簡単な野外炊事(はんごうでご飯をたいて、お決まりのカレー!)
 D道具の点検・片付け
 Eアクティビティーとふりかえり

・実際の展開
 〇ウォームアップ:ネーム遊び、ウインドミルストレッチ、ミラーストレッチ、ウエスタンチャレンジ、空とぶソーセージ
 @火おこし:鳥の巣づくり、熱と木の戦い!、最初はひとりで→大変だったら協力できるのでは…?
 A薪わり:軍手の使い方、力の入れ具合、薪の選び方
 B野外炊事とたき火:作業の分担、飯ごうの水の量、水っぽくならないために
 C片付け:すす汚れに負けるな!、水気をしっかり
 Dアクティビティーとふりかえり:コミュニケーションゲーム、サウンドマップ、色集め
  分別リサイクルと薪の火の関連づけ、起きた「できごと」と「気持ち」のふりかえり

振り返りシートを書いてもらった後、次のメッセージを託して終了しました。ニーズ、振り返りともに、後日、本人に返却いたしました。

「環境」へのめっせーじ
 ひとは楽をするために一生懸命に努力をしてきたような気がします。なにふり構わず、自分が楽できるようにとさまざまな「モノ」を開発してきました。そのおかげで、とても便利な世の中になりました。よかったよかった。
 でも、いくつか大切な「モノ」を置き去りにしてきてしまったのかもしれません。そして、そのうちのいくつかは、かけがえのない「モノ」だったようです。
 今のあなたがステキだと思う「モノ」、それを同じ「にんげん同士」で分かちあいませんか?
 今のあなたが美しいと思う「モノ」、自分たちの子供の世代のひとたちにも残しませんか?
 今のあなたが大切だと思う「モノ」、にんげんだけでなく全ての「いきもの」で分かち合いませんか?

参加者のふりかえりから(抜粋):
・今ある自然を最低限守るためにもゴミの分別や省エネは大切だと思う。
・今、分別をしていて別に苦ではなかったけれど、少し深く考えることでもう少し真剣に取り組めるようになりそうです。
・常にリサイクル精神を忘れない。



  2004.11.5  三ツ沢青少年野外活動センター 

 みたび若者を(笑)フィールドに引っ張り出して学びの場を作りました。今回は第1回と同じく三ツ沢。内容もほとんど同じで、午前中に薪割りと火おこしの体験。続いて実際の野外炊事。今どきのお子様、カレーがニガテな子が多いもので、今回はビーフシチューライス!買い物は分担しましたが、肉だけは恐いので(領収書の金額が!)自分で仕入れました。(オージービーフ万歳っ!)いやぁ!食うねえ!参加者25人で7勺計算で2升も炊けば…と思っていたら、ちょっと足らなかったみたい。でも、カレーと違いルーだけでも充分食べられるので、残飯皆無で結果オーライか?前回の反省をちょっと活かして後半に自然観察プログラムを入れました。短時間でしたが、色探し・ツル・アジサイ・どんぐりの発芽の4本!じず。の講座はあくまで環境教育ですから!なーんて、興味のない子にはまさにウマの耳に…、の様子でしたが(汗)
 ともあれ、最高の天気に恵まれ、ひさびさに自分もリフレッシュできました!

              


  2004.7.21・22

 若者を(笑)さまざまなフィールドに引っ張り出して学びの場を作ろうという企画の第2弾です。今回は外へでかけず、手近なところでアウトドア!ってことで、お約束のパン焼きをしました。つれづれで紹介したように、何気に引き合いが多く、計3回公演になりました(爆)。手馴れたれしぴなんですがね、のんびり自分で焼くほうが楽だよね、そりゃ。でもまあ、せっかくなので、待合時間に環境教育なんかにも振ってみたりして。「化石燃料」とは…、なんて講義も含めてみました。イチオウ、ワンショウ持ちですから…。

         

  2004.5.11  三ツ沢青少年野外活動センター 

 若者を(笑)さまざまなフィールドに引っ張り出して学びの場を作ろうという企画の一端です。他にもいろいろな企画が出た中でじず。は当然、野活で勝負ですよね。前日まで大雨。まあ、野外炊事場は屋根もあるからとのんびり構えていましたが、朝からすっかり晴れ渡り、暑いくらいの陽気になりました。参加者17名。なたの使い方と火おこしをゆっくり時間をかけてやりました。「履歴書に特技火おこし」って書けるかな…、とか、「そろそろ薪割り4級?」って冗談が出るくらい、のめりこんでましたよ、はい。ひととおり出来るようになって、お約束のように炊事に入りました。今どきの若者は仲間内以外とのコミュニケーションとるのが本当にニガテみたいね。きれいに4グループに分かれていて、基本的に交わることなく、それでも全体はスムーズに動いていくからおもしろい。今回は観察させていただきました。次回、秋に違うメンバーで実施するときには、少し実験も入れてみようか…、などといたずらゴコロもおこしてますが…。

            


「ネイチャーゲームリーダー養成講座」   2005.8.19〜21

 ページわりが難しいです。 やはり新しい項目を起こすほうがよさそうですが、とりあえず報告します。

 小田原箱根の毎年恒例のイベントを途中で抜けて、箱根の山を越え、富士の裾野をひた走り、静岡県富士市立少年自然の家まで車を走らせました。 こじんまりとした建物は、もともと学校だったのではないかと思われるようなつくりをしておりました。 でも、すっかり「いい自然のなか」です。 もし、学校だったとしたら、通うのにはしんどそうですね。
 えっと、ネイチャーゲームリーダーの養成講座ということですが、各都道府県の協会が実施しているようです。 うちのジモトの協会も前の週くらいに実施をしていたようなのですが、通い3日だったので、比較的近場の泊まり3日の静岡県にお邪魔することにしました。 参加者はもちろん、ジモトの方が中心でしたが、意外と県外から参加の方もいましたね。 学校保育園関係の方と学生さんを中心とした15名の受講生と講師、スタッフで、講義7本・実習7本、計21時間を行いました。 最終日にはいちおう(!)筆記試験もあるということで、それなりの緊張感(?)もあったのではないかと思われます。
 まあ、例によって重ため空気は最初の数時間で、我々の業界でいうところのアイスブレイクのようなアクティビティをいくつかこなしてゆくうちに、徐々に空気も和んできます。 全体として体験の合間に講義が入るというカタチで、若干、天気とにらめっこしながらですが、プログラムは進んでゆきました。 いろいろなアクティビティを実際に体験しましたが、今まで思っていたものとは、ちょっと趣が違いましたね。 ネイチャーゲームというくらいなので、しょせんゲームって印象、実際のところは持っていたんです。 でも、それは伝わり方の問題だったことに気がつきました。 さまざまなアクティビティを、ただのゲームに終わらせないことが、ある意味ではいちばん気を遣っていることのようにも思いました。 いくつかの団体を横断してゆくと、とどのつまりは目指しているところは同じなんだなあと、感じることしきりです。 一部、お互いに反目しているようなところもあるという話も耳にしますが、どれがいちばんかを決める必要は、最初からないように思います。
 最終日に、バディを組んでの実践の時間がありました。 「わたしの木」という、比較的よく知られているアクティビティを、お互いにやってみるというものでした。 単なる木あてゲームにしないこと、やはりそこが重要なポイント。 じず。はバディのために、迷わず朴の木を選びました。 朴の木を見上げたときの、あの木漏れ日が大好きだからです。 手探りで感じた木と再会したあとに、あの木漏れ日をぜひ見てほしいと思いました。 じょうずな進行ができたかどうかはわからないので、感激を伝えられたかはわかりませんが。
 自然には、やっぱり不思議な力があると思います。 森のなかにいると、知らず知らず優しい気持ちになっていく自分を感じることがあります。 いろいろなアプローチ、いろいろな手法はあるけれど、やはり肝心なのは野に出ること、そのものなのかもしれないなって、そんな当たり前のことをあらためて感じることのできた3日間でした。

        

 もうひとつ。 また、少し自分自身と向き合った気がして帰ってきました。 これまでいろいろな講習会、研修会に足を運ぶとき、比較的ひとりで行動することが多かったです。 自然観察もPAも。 結局、ひととのいろいろな関わりを探しているんだなって、ふと思いました。 自然の中での「一期一会」は、季節を違えた自然そのものだけでなく、そこで出逢えたひとも含んでいるんだなって、思えました。 そんな想いも込めた実践の時間を終えて、少しだけ、自分のこれからが腑に落ちた感覚を持ちました。 そんなことも含めて、参加者、スタッフの皆さん、とくにマイバディにココロから感謝いたします。


アクティビティリスト:

はじめまして
ノーズ
わたしは誰でしょう
動物交差点
音いくつ
サウンドマップ
木の鼓動
こうもりと蛾
カモフラージュ


ミクロハイク
木の葉のカルタとり
カメラゲーム
暗闇を照らせ
サイレントウォーク
フクロウとカラス
わたしの木
フォールドポエム


「北八ヶ岳開山祭・前夜祭」   2005.6.4〜5

 森林いんすとらくたー講習会のお仲間からお誘いをいただき、出掛けてきました。 そうですね、小学校6年で富士山に登ったとき以来の山小屋です。 北八ヶ岳、白駒池のほとり、白駒荘周辺が今回の目的地でした。 なにせ、その日はサッカーワールドカップドイツ大会のアジア最終予選の中継のある日。 試合は朝1時半からまあ、3時半。 5時半のピックアップまでの時間の過ごし方は、なかなかディープなものがありましたが(笑)。
 とりあえず、寝過ごすことなく出発。 小田原駅で同行の方を拾って、天気の回復気配をみながら、三国峠まわりで山中湖へ。 途中、朴の木が花をつけているところに遭遇。 ちょっと感動! 忍野を抜けて富士五湖道路、中央道で須玉まで。 清里を抜け、小海線沿いに北上し、北八ヶ岳へ入ります。 まわり一面に広がるカラマツの森の優しい緑にまた感動! 落葉針葉樹の芽吹きがこんなにきれいだとは、知りませんでした。 そういえば、もっとも活動してない季節だったかも、と、あとで思いましたが。 昼食はストーブを出してホットサンド。 どこかの本ででてきたトウヒの木ともここで対面。 のんびりランチを済ませて、白駒駐車場からは、約10分ほどの徒歩で白駒荘です。 翌日が開山祭。 北横岳では神事も行われるとのことですが、同行者さんの月曜の予定などを考慮して、残念ながら早帰りの予定ですので、前夜祭のみの参加です。 まあ、山小屋の前夜祭、想像のとおりですね。
 翌朝、池から差し込む朝日を浴びて、5時過ぎから池を一周。 残雪もところどころに残された高原は、フリース着ても肌寒いくらい。 コマドリのきれいなさえずりとともに、その姿をしっかりと双眼鏡で捕らえることができました。 朝早くだというのに、意外に多くの鳥の気配を感じたあとは、朝ごはん! 昨夜のご馳走をパックにつめて、池を見下ろす高見石までハイクアップ。 ゆっくり40分くらいでしょうか。 下りてきた霧に見え隠れする池を眼下に、気づけば1時間も眺めていました。 帰りがけ、せっかくなのでほうとうを食し、渋滞を避けながら帰路につきました。 運転もお願いしっぱなしで、ほとんど大名旅行の体でしたね。 お世話様でした。 今度、きっと埋め合わせします。

        


「環境教育 関東ミーティング」   2005.2.11〜13  国立赤城青年の家 

 とりあえず、このページに入れてみたけど、ちょっと違う気もするんだよね(笑)。 やっぱ、別ページ起こそうかな…。

 初日、まずはニコルさんの公演からスタートです。 冒頭、故郷のウェールズから戻られたばかりだとかという話から、現地のラグビーの試合の話がありました。 観客が総立ちになって国歌を歌う場面では鳥肌がたったと。 今は日本国籍を取得されていますが、やはり生まれ故郷への想いは強いようですし、彼らのなかにはそうすることが当然であり誇りでもある、そんな空気を感じました。 登壇されるとき、降壇されるとき、今の祖国の旗に対して当然のように最敬礼をされている場面が、印象的でした。 個人的には、歴史的、政治的な諸問題がクリアされることを願っている、ただの一市民ですが…。
 現在、長野県黒姫で山林を購入し、復元事業を手がけておられることは有名ですが、そこにたどりつくまでの話を含め、さまざま経験を話してくださいました。 感情が高ぶってくると、ときに英語も交え、確かに日本語よりも伝えやすい場面もあることがよく分かりました。 後半、NATUREの語源に触れながら、自然、本来の姿、性格、その人自身、どれも切り離すことができないものであるとの想いを話されました。 重みのある、迫力のあることばでした。
 施設のオリエンテーションをはさんで、食事。 食後に日中韓、3カ国の環境教育の現状に関する公演の第一部、韓国編。 どこの国にも、学校をとりまく問題っていうのはあるようですね。
 2日めの早朝、オプションで現職のレンジャーさんと朝の散歩がありました。 半分、自然観察会のような雰囲気もありましたが、何種類かのけものの足跡なんかも発見しました。 ぬかるみの足跡が見事に凍り付いて保存されているところとか、土地柄を感じましたねえ。 で、この日は午前、午後が分科会。 午前は環境教育探検隊、と題した、自然保護協会、志村さんの分科会に参加しました。 一口に環境教育といっても、本当にさまざまな切り口があって、まさに一口では語れないということを改めて感じました。 午後は水の分科会。 水の性質を知るための実験や、水の循環を知るすごろく式のゲームなども交え、実際にどこかで使えそうなものがたくさんありました。 その後、第二部、中国の講演をはさんで懇親会では、地元放牧豚の試食もありました。 差し入れがステージにずらりと並び、なかなか圧巻でした。
 最終日、第三部、日本の講演はエコツーリズムに関するもの。 最近よく耳にする言葉ですが、ようやくなんとなく理解できたような気もしました(笑)。 午後に最終プログラムの鼎談があり、バスの時刻に追われるように会場を後にしました。
 思ったことは、意外に(!)若い世代の参加者が多かったことです。 ちょっと、ほっとしました。 何を持ち帰ったのか、いまはまだカタチにして示すことはできませんが、じっくり時間をかけて資料をほどき、また、どこかで役立てていきたいなあと思いました。 国立赤城青年の家HPでも、報告などが出るものと思われますので、興味のある方は、そちらも参照ください。


オープニングトークのニコルさん

環境を自分史で並べました

環境教育探検隊

プロジェクトWET

野山を走り回っていたぶたさんです

とっぷり6時間かけて…

   


「ラフティングに挑戦!」   2004.7.5  北海道 ニセコ町 尻別川 

 若いのの付き添い(?)で参加したんですがね、なにげに面白かったっすねえ。海外でよく見る激流くだりって感じじゃなく、まあ、適度の急流を含む川くだりってことかな。手足首にゴムの入ったスーツを着込み、ライフジャケット、ヘルメットで、いささか宇宙服?状態。これがなかなかのスグレモノで、泳いでもほぼ濡れない!最初のほうこそ遠慮してましたが、後半はすっかりはしゃいで、ビデオ持ったまま泳いでました(笑)。もちろん、ハウジング付きですがね。とっぷり1時間半ほど、じゅうぶんに楽しめる内容でしたので、機会があればオススメですよ。


「卒業制作@18!」   2004.5.8〜9  足柄ふれあいの村 

 どこにUPしようかと悩んだのですが、いちおうキャンプのぺーじに!講座関係のぺーじの工事が終了したらあっちに引っ越しますので…。

 思い起こせば去年のこと、じず。たちが野活講座を卒業するにあたって、何か残したいよね、って話になったとき、なかば強引に進めた卒業文集的なブツがありました。ぶっちゃけ、自分の中に言い残したことが山ほどあったので…、っていう至極個人的なもちべーしょんからの動きであったことを、ひそかにカミングアウトしておきます(←バレバレというウワサもあるが…)。で、今年、次の18期がそれとは比べ物にならないような高い意識の中から立ち上がったのが、多分コレ!っという認識です、私は。
 とにかく、今年度になって初めてまともな休みですから、自分をいかに癒すか、じず。的にはあるイミその一点勝負だったようにも思います、ごめんなさい。日記のなかで、違った観点で…とかっていうのはそんなあたりです。ちょっと遅れて合流して、いきなり自然観察ウォークラリー、野外炊事、夜プロはナイトウォークとボンファイアー。夜のアヤシイ語りもあり、若干寝不足を感じつつも、そこは慣れたるハヤオキ小僧(笑)。雨の落ち始めた中の観察プロにまとめ、全体にゆったりと流れる時間はじず。には本当に心地よかったと思います。
 キャンプっていうもの根っこに、非日常を楽しむっていう大柱がある以上、せっかくだからって、どうしてもあれもこれもになってしまいがちです。でも、あくせくしてしまったら、やってる内容が違うだけでそれは質的には日常と変わらなくなってしまう。かつて某氏が、欧米的リゾートの基本はなにもしないことだとどこかの本で言っていました。いわく、松任谷由実の名作『サーフアンドスノー』の中の「スキー天国サーフ天国」というかの名曲で、「焼きに来たのとビーチで寝てるだけじゃだめ」という歌詞が、実は最も日本的な文化を表しているとか、うんぬん…。極論を言えば、フィールドへ連れ出した時点であなたの勝ちということなのだと思いますよ。たくさんの志向性と嗜好性を持ち合わせた彼らが求めているもの、それは究極に言ってしまえば、「きっかけ」なのだと思うのです。その場所へ出かける「きっかけ」、何かに耳を傾ける「きっかけ」、何かに目を向ける「きっかけ」…。それは確実に撒き散らされていたと思います。どなたがいくつの「きっかけ」を拾っていったのか、それは決して評価の対象にはならないと思います。それは打算的なイミではなく…。延長戦でピザをほおばりながら話題にした「告知」の件も「つなぎ」の件も、言ってみればマイナーなテクニカルミステイクに過ぎない。それはカンタンに手直しできる部分なのだと思います。

 なあんて、じず。的な最大の賛辞!だって、うちらにはああいったもの、絶対にできなかったんだもの…。。。


「PAプログラム体験会!」   2004.3.30  足柄PAA21 Ropes-Course 

 PA(プロジェクト・アドベンチャー)の体験会に参加してきました。 アドベンチャー教育、なんて言葉で表現されることもあるようですが、数年前に日本に入ってきて、結構注目されたりしている気がするのですが…。 じず。的にはある程度の負荷のある体験の共有による人間関係の構築(対他人・対自分)という解釈をしています。(違ってたらごめんなさい!) そんなわけで、実はじず。の日常のなかには、PA的なものってかなりあったりするんですが、やはりハイエレメントは体験してみなくては…、っということで行ってきたわけです。
 アイスブレイクから始まる、まあ、見慣れた導入から、実際に15人のグループでローエレメント(今回はホエールウォッチングというものを使用)に取り組みました。 まあ、4畳ほどの大きなシーソーです。 全員でバランスをとりながら地面につけずに全員がサイドを入れ替わる、というタスクです。 案の定、混乱→試行錯誤→論争を経て、目的達成のための集団へと変わっていくさまを体験しました。 午後からはハイエレメント。 地上約8メートルで、丸太を渡ったり、空中ブランコに向かってジャンプしたり、壁を上ったり…。 他人の命綱を握るということ、その命綱を信じるということ、声かけ…、さまざまな要素を含み、さらに最終的には自分自身のなかで「一歩」を踏み出すと決めることができるか、出さないと決めることができるか、シビアに自分と向き合う時間を持つことが出来たようにも思います。 雨も降り出した中、最後にSHIPSと呼ばれるゲームタイプのプログラムを体験し、時間終了となりました。
 アレンジしてみる価値はあるなあ、と感じて帰ってきました。 今後のプログラムに活かしていきたいですね。 って、今日は腕と肩が筋肉痛…。。。


  ハーネスをつけて…


  バンパーポール 地上8M


  飛ぶっ!  (誰???)


  キャットウォーク 地上8M


[そろ」 (ひとりぼっちのキャンプ場日記)

 講座で「野活」っていう言葉と出会う前から、結構キャンプって好きだったのよね。 一時期のアウトドアブームにもしっかりと乗って、オートキャンプに出かけ、資材山ほどそろえて…。 でも、最近時間がとれずに、せっかくのテントを広げる機会があまり、いやほとんどない! 昔、一緒にでかけてた友達も、みな年なりに忙しくなってきてるしね(笑)。 そこで、ひとりでも出かけてみよう!っていう企画が「そろ」です。 自然にいだかれて、自分と向き合った時間のレポートでございます! ノート持込みの現地での生声カキコの集大成!(になればいいなぁ…)

 2003.10.5〜6  丹沢 ふれあいランド

 ようやく7時をまわったところだというのに、自然の中ではすっかりと闇につつまれている。 9月の予定は台風に飛ばされて、ようやく10月の振替で「そろ」が実現した。 っとは言っても昨日までにあわただしさ…。 今、ここでのんびり焚き火の火を眺めながらくつろいだ時間をすごせていることがある意味、別世界の感がある。 予約もままならずで朝をむかえ、家を出たのは昼前。 でも、買い物を済ませても2時過ぎには現着できた。 使い慣れたドームもひとりではさすがに苦労したけれど、まあいい感じに立ち上がった。 ただ、サイトが砂利なのでペグが入らない。 テントはごまかせたがタープはギブした。 星空を期待してみたものの、どうやら雲はとれそうもない。
 とりあえずの設営を終え、遅い昼食が3時過ぎ。 ボーっとすごす至福のとき。 4時半で管理人が帰宅しサイトは本当のそろとなった。 とりあえずくるまで温泉。 うっすらと視界がなくなるころあいに明日の仕込み。 温度が低いからどうなるかはわからんが、朝はダッチでパンを焼いてみるつもり。 のんびりビールを飲みながら今宵は炭火のおでんをつつくことにしようと思う。
 朝、6時に活動開始。 パン生地は「おいおいっ!」ってカンジに膨れてた。 とりあえす成形してベンチタイム。 火おこしして、ダッチをかける。出来上がりは…。

             



「冬季限定プログラムに挑戦!!」

 冬本番です!なんか、今年の冬は例年より寒い気がしませんか?冬男じず。も結構堪えてます。でもっ!まるち野外活動家?じず。としてはあったかくなるまでじっとしてるわけにはいかない!と、いうことで冬プロやりましょう、冬プロ!最近いろいろ出てきてるじゃないですか。スノーシュートレッキング、XCスキー、雪上キャンプ…。でも!ノウハウがまったくないのですよ!じず。には!!ひそかにネットでちきちき検索かけてるんですけね、なかなかこう、ビビビとくるもの(古っ!)がない。そんなわけで、情報求む!って感じです。誰か誘ってぇ…。


 「ワカサギの氷上穴釣り」   2003年2月2日(日) 群馬県榛名湖にて実施。

 はい、念願の氷上ワカサギ釣り、とうとう実施しましたぁ〜!!ネットで情報収集、現地レンタル店とメイルでやりとり、毎日天気予報とにらめっこ。早朝出発のため前日にじず。自宅集合。仮眠後、朝3時過ぎに出発!都内も関越もすきすきで、3時間後には目的地榛名湖に到着。防寒対策(ちなみにじず。はスキータイツ+ナイロンパンツ+フリースパンツ+スキーズボン。Tシャツ+長袖+長袖+フリース+スキージャケット)してレンタル借ります。えさのつけ方、ポイントなどなど、若干教えを請うていざ出陣!まずは穴開け。レンタルのドリルでがりがり…厚さ20センチの氷に穴を開けるのは結構力が要るもので、かなり大汗でした。穴を開けたら仕掛けの5本針にえさ(白さし)をつけて釣り開始!話によると解禁の朝6時から9時くらいがいちばんのピークとのこと、ちょっと気合いが入ります。竿を上下に振って誘い、あわせます。最初はなかなか要領がつかめず、苦戦。しかし程なく1匹めゲット!ボーズの不安から開放されたあとポツリポツリとあたりが来ます。5センチから7センチ程度の小ぶりのものがいくつか上がりました。8時過ぎたあたりからピタっとあたりが止まり、時間の流れがおそーく感じだします。すっかり陽も高くなり気温も上昇。風も静かで絶好の釣り日和!気分が乗ってきたころにあたりが復活!そして本日いちばんの大物!12センチいわゆる普通のワカサギてんぷらサイズが上がって絶好調!結局1時に撤収するまで6時間、3人で計52尾の釣果でした。昼過ぎにちきちき準備をして、シングルストーブでてんぷら開始!釣りたてはころもの中で泳ぐし油の中でも泳ぐのね。とれとれの揚げたては絶品です!癖になりそーっ!!
 帰りがけにはお約束!伊香保温泉露天風呂で凍った?カラダを解凍解凍…。本当に天気にも恵まれ、大満足のいちにちでした。お世話になったながお亭さんに感謝っ!!!