あっちこっち トラベル報告

 結構、旅行とか好きです。 昔から地図とか時刻表とか調べて、結構緻密に計画を立てたりするのも好きでした。 いや、どっちかというと計画立てることそのものが趣味だったかな? 実際に行くお金はなかったし…。 で、行き帰りや移動の計画は緻密に立てるんだけど、中身は結構白紙だったりするのね。 だって、そこがいちばん楽しいところだから、肝心なところはやっぱり現地に行ってからじゃなくちゃ…、って思ってしまうのです。 もちろんガイドブックとかもしっかりチェックするけど、そのまんまじゃつまらない。 どうしてもコースを外れてみたくなったりする。 だから旗の後ろを歩いていくパッケージツアーは苦手。 なんて言ったらいいのか、自分で発見したいって願望が強いみたい。 だからたとえば食べ物屋さんとかでもガイドブックに載っているお店にはまず入らない。 リスクはあるけど、おいしいお店は自分で発見するから楽しい!そう思ってる。 あとで、その店がガイドブックに載っているのを発見したりすると尚いいね。 自分の直感があるイミ正しかったみたいで悦に入れる(笑)。
 そんなわけだから、どこへ行ってもメインの通りを外れるわけです。 ただ、真似してみる人は OWN RISK でお願いします。 間違えるとかなりヤバい通りとかあるからね! 特に海外とか!

海外スキー列伝:
 こんなタイトルつけると続編がありそうな気配ですよねえ。 どうなんだろう? 最初に少し昔ばなしを綴っておきましょう。 自称野外活動家、またの名を自称すのーふぁんたじすた、と表現するほどじず。は雪山好き。 最近はボードも始めたけれど、やっぱりスキーは楽しいなって。 かつてスキーバブル全盛期、サロモンスキーNOWって番組で紹介されていた森林限界を超えたパウダーに憧れ、初めて海外へ滑りに行ったのが1991年夏のオーストラリアでした。 それからしばらく、毎年のように世界を滑りまくっていた時期がありました。 ニュージーランド、カナダ、アメリカ…。 そして、99年、最後の花火と思い、ヨーロッパ進出。 スイス、ツェルマットでマッターホルンを横目に国境越えのツアーもしたりした。 あれから…。 時代は流れ、スキーバブルもとっくに崩壊。 ボード人気でも支えきれず、スキー場はすっかり閑古鳥。 それに追い討ちをかけるように今年の雪不足。 でも、じず。の情熱だけは衰えていないのね。 基礎スキーを脱皮して快汗スキーを求める思いは相変わらず。 だって、これも立派な「野外活動」ですもの(笑)。

2007.3 WHISTLER BLACKCOMB
 えっと、正確には11年ぶりのウィスラーでした。 これまでの3回はいずれも年末年始の時期だったので、とにかく寒い!って印象が強い。 最初のとき、−25℃を経験して「5年にいちどの寒波が来てる」って言われた。 翌年、バンクーバー市街が大雪で自分らが着いた翌日、空港が閉鎖した。 やっぱりー20℃を越えていて部屋の暖房が効かなかった。 冗談みたいなハナシだけど、そのときガイドは「10年にいちどの寒波が来てる」って言ったもの。
 さて、今年。 日本と違って雪はたっぷり。 うそみたいですが、今年も10年にいちど、に当たったみたいです。 オリンピックの会場に決まったせいもあってか、ずいぶんとこじゃれた感がありました。 でも、いちばん変わったところは、日本人がいない!ってことでしょう。 いないわけではないのですが、以前の印象はどこよりも日本人が多かった。 日本語話せる店員なんかも多かったしね。 やはり…なんですかね。 ここはとにかく広い。 しかも、ウィスラーとブラッコム、両方ともでかい。 今回4日間の滞在は初日ウィスラー、2日めヘリ、3日めブラッコムで4日めデュアルで攻めました。 天気予報はあまりよくなかったのですが、良いほうへ外れて満喫してきました。 そして、スキーは山のなかでやるんだって感覚をあらためて意識させられました。 じず。はウィスラーのピークチェアが世界でいちばん怖いリフトだって思うのよね。 なんていうのかな、岩場を上がってゆくカンジ? あと、ダブルダイヤモンドやバックカントリーに取り付かれてしまいました。 封印したつもりだったけど、本当に楽しさ再発見のたびとなりました。。。

      


わき道探訪:

2003.4 NEW YORK
 はい、初の海外編です。 以前に比べてずいぶんと治安もよくなったと聞いていましたが、やっぱり道を外れる気は起きませんでした(笑)。 ほぼ、メインストリートいきあたりばったり…。 碁盤の目状でわかりやすいとはいえ、だからこそなおさら歩きすぎてしまうわけで、結構足にきましたね。 では、情報と感想など。

 GROUND ZERO: あったはずのものがない、っている虚無感とあたらしいものへの躍動感を同時に感じることができました。街中に貿易センタービルを描いた絵や写真があふれ、本当の意味でNYのランドマークだったのだということを改めて知りました。でも、確実に次の一歩を踏み出そうとしている、決して立ち止まってはいない。悲しみよりもむしろ、0から始めるという勇気にあふれているように思いました。

 リトルイタリー: ほんのストリート1本くらいなのですが、本当に雰囲気があってちょっと気に入りました。ランチの看板を頼りに1件の店に入ったのですが、ちゃんと意思表示をしないとランチのメニューが出てこない(!)。知らないうちに通常メニューをオーダーしていました(汗)。これからは気をつけようっと!
 セントラルパーク: 地下鉄を72th.で降りると目の前にダコタアパート。そこからパークにはいればすぐにストロベリーフィールズにIMAGINEのプレート。決してビートルズ世代ではありませんが、こんな時期だからこそちょっと考えたりしてしまいました。冷たい雨が降っていたのでなお更だったかな。
 ブロードウエイ: タイムズスクエア界隈を中心にネオンの洪水。ミュージカルの当日券をTKTSで半額で買い求め、ミュージカルざんまいしてきました(笑)。ついでに勢い込んでコメディクラブにも足を運びました。小さなステージで言ってみればお笑いをやっているわけですが…、残念ながら英語力がついていかず、他のお客にあわせるのが精一杯でした(笑)。まあ、雰囲気は楽しめたからいいかな…。そうそう、ミュージカルやってる劇場はどこも結構いい味だしてましたね。なかの装飾とかを見に行くだけでも価値アリと見ました。

 まあ、思ったよりもあっという間に時間が過ぎたってカンジかな。でも、とりあえず自分なりの目的は果たせたってカンジなのでよしとします。


2003.1 大阪
 初めて大阪へ行きました! 朝いっちば〜んっ!の便で伊丹へ。 昼間のうちはUSJ満喫。 6時すぎに心斎橋のホテルにチェックインして地図とガイドブックで作戦を練る。 道頓堀界隈食いだおれへいざ出発!
 心斎橋筋のアーケードの賑わいに身を任せていると程なく戎橋。 目の前にはグリコのネオン。 ああ、ここがワールドカップのときに飛び込んだとこなのね、と感激ひとしお。 とりあえず道頓堀に沿ってカニ、フグ、食いだおれ太郎、などなど押さえるとこだけはきっちりと。 で、さっそく1本裏へ。 ガイドブックに載っていた店は外のショーウインドーに「本で紹介されている店」なんて貼り紙がしてあったのでスルーして数軒先のお好み焼き屋へ。 生中、ねぎ焼きをクリア。 味乃家という店、あとで見たらしっかりガイドブックの違うページに載っていた。 どーりであとからあとから客が入るわけだ。 さらに1本ずらして路地を歩いていくと「法善寺横丁」の文字。 ああ、ここだったのね、と改めて発見した気分。 さらに奥へと進み相合橋筋へ。 カウンターしかない小さなうどん屋(とん平)を発見し、つい入る。 甘ーい味付けのきつね、だしはしっかり利いていました。 大阪在住の野活仲間から電話が入り合流。 なぜか3軒目はNGKにほど近いあじあんきっちん。 ただし、名前はわすれたがお好み焼きのちょっと変わったタイプのやつをたのんで完食。 難波駅前で別れ、戻りつつ立ち飲み屋で情報収集。 宗右衛門町筋からそれた居酒屋?風の店で串を少々。 12時を回り、怪しいネオンばかりが目立ってきたところでぼちぼち撤収。 最後に心斎橋ホテル裏、これも偶然見つけたお好み焼き屋で締め。 「うまいや」っていうこの店、おかあちゃんがなかなか強烈(笑)。 昼間はコンピューター関連会社の会長っていうんだからびっくり! 本場のノリも堪能してホテル着。 朝までぐっすりおやすみなさい。