野外炊事の記録(企画もの)

 ただ焚き火をしてご飯つくるだけが野外炊事じゃない! いろんなバリエーションを型にとらわれずにできるから野外炊事は楽しいと思う。 さまざまなアイディアをいろいろなカタチにしてゆく、野外ならではの豪快さもまた醍醐味!


山菜*野草料理のつどい(料理編) 2005.4.23-24
 えっと、悩んだ挙句に自然観察と二部構成で! そろそろ、ページ構成を見直さないといけないかもしれないなあと思いつつ、さっくりと報告します。 森林いんすとらくたー講習会9期生のなかでの企画です。 じず。の所属する5班有志が集まって自主的に研修会を行いました。 場所は表丹沢山麓、秦野ビジターセンター横にある、どんぐり山荘がベースとなりました。 古くからの知り合いということで、炊事場も含め貸切りにしていただき、調理までぜーんぶ自分たちでやりました。 時間のある方々が事前に集まり、21世紀で竹をいただいて、皿やコップ、はしまで手作り! いやはや、じず。は正直、そこまで知識がないのですが、意外に身近に食べられる草(!)が多くあるのに感動!そして実際食べて感激!のいちにちになりました。 詳細はことばで表現できないので、メニューと写真で堪能ください(笑)。

   
おしながき: 
  てんぷら(キランソウ、ハナイカダ、アザミ、カキドウシ、ハリギリ、ヨモギ、タラの芽・・・)  ノビル入り餃子  タケノコの木の芽あえ(山椒みそ)
  タケノコ、ミツバ入りがんもどき  レンゲの花の甘酢づけ  セリ、ミツバ入りの菜飯にぎり  その他即興料理多数…

実験! (っと書いて「いたずら」と読む)

ダッチオーブンを家のガスコンロで活用!!その3
   
           〜暇つぶしにまたバナナケーキ焼きました。

 いやね、あちこちで告ってるように、「ハヤオキセイカツ」の特訓を始めたわけですよ。 今までよりつとめて早く起きる。 するってえと、当然、出かけるまでに時間が今までよりたっぷりあるってコトじゃないですか。 いつもどーり、PC立ち上げてネットしても、メイル返しても、たっぷり時間がある! まあ、言ってみれば思いつきの暇つぶしですか? で、本当に試しに、上火なしでケーキが焼けるか実験してみたわけです。 中火、プレヒートのあと、30分+10分。 ちょっと下が焦げ気味でしたが、ちゃんと上まで焼けてます。 前回まで、着火剤と格闘していたのが…。 これで、たまにはだっちに火を通すメドが立ちました。


ダッチオーブンを家のガスコンロで活用!!その2
   
           〜今回はCDPでピザを焼いちゃいました!!






 はい、美味しく楽しく新年をむかえるCDP、まあ、すこしでも野活らしくということで、最後の最後に来て実験です! 見よう見まねでピザ焼いちゃいました。 上火はまったく入れずにびっくりするくらい上手に焼けてしまいました。 癖になりそう…。

 レシピぺーじに書いてもよいのですが…。

   強力粉200g 薄力粉100g ドライイースト小1.5 砂糖小2 塩小1 ぬるま湯180cc オリーブオイル
     (10インチダッチ3枚分)

 ・パンのときと同様に、粉類あわせてふるい、ボールでぬるま湯とあわせます。
 ・気合をいれて、兎に角こねる。
 ・オリーブオイルを加え、ちょっと絶望的になりつつ、時間をかけて練りこむ。
 ・1時間ほど寝かせて発酵。
 ・倍くらいに膨らんだところで、生地は完了!
 ・1/3に分けてそれとなく丸く伸ばしてアルミホイルのうえにのせる。
 ・ピザソース、チーズ、適当な具をのせて中火で約20分焼く。
 ・見てみて!まじ、うまかったぁ…。


 ダッチオーブンを家のガスコンロで活用!!

写真@


写真A


写真B


写真C


写真D


写真E


写真F
 秋分の日を活用して、久しぶりのオートキャンプを計画していたものの、台風直撃であえなくギブ! 時間が空いてしまったし、野活したいし…。 そこで思い立ったのがダッチオーブンを使ったいたずら。 前々から自宅で活用したいと思っていたし、そもそもキッチンダッチオーブンなんてものがあるんだから、煮物とかはぜんぜん問題ないわけで。 かぎになるのは、ふたの上からの熱をどう加えるか! さすがに家の中で焚き火するわけにも、炭火おこすにもいかず、思いついたのが固形の着火剤。 これならすぐに火が点くし、それほど煙とかも出ないのでは?っというわけで、いたずらの始まりです!


第1章 パン焼きに挑戦!
 まず、以前炭火で挑戦したことのあるパンのレシピでやってみました。 被害を(?)少なくするためにレシピの1/2の量で試してみました。 ただ、卵だけはめんどくさいの1個入れて、水の量で調整しました。 前回と同様にこねて、寝かせて…、ただ気温が低いので膨らみは今ひとつでした。(写真@一次発酵前 写真A発酵後 微妙に膨れているのわかります???) いよいよダッチオーブンに投入!(写真B) 下からはコンロの火。 そして、ふたの上に着火剤を3個のせてライターで火を点けます。 意外に煙が出ることが判明!(写真C) 換気扇を強にして、時々外に気を使いながら様子を見ます。 着火剤はまわりが蝋をたっぷり塗った紙でくるまれているので、その蝋からの煙と判明! 要改善でしょうか。 ある程度紙が燃え尽きて、着火剤全体に火がまわるとほとんど煙はでなくなりました。 火加減を見ながら焼くこと約50分。 とりあえず完成です! 卵をめんどくさがったのと気温が低かったせいか、若干かためのベイグルのようになってしまいましたが、まあ合格点のパンが焼けました!(写真D)


要改善点→着火剤からの煙の対策
        下火が入りすぎるのでなべ底をかさあげする方策


第2章 バナナケーキに挑戦!
 翌週、実験は続きます。 今度はバナナケーキに挑戦です! 着火剤は半面だけ周りの紙を剥いでみました。(写真E) 100均でトースター置き用の網を購入し、なべ底から1センチほどのかさ上げに成功! これで、下火が入りすぎることはなさそうです。 バナナケーキのレシピはまた後日UPしますが、まぜて型に入れて焼くだけの簡単なものです。 型も100均で購入した紙のものを使用しました。 レシピどおり、今回はダッチオーブンをプレヒートしました。 前回気づいたのですが、ダッチオーブンが温まっていく過程で、全体に汗をかいてそれが徐々に乾いていくんですよね。 炭火の時は気がつかなかったんですがね。 適度に温まったところで型を網の上にのせ、ふたの上に前回同様3個の着火剤を置きました。 ライターで火を点け、様子を見ます。 煙は前回より確かに少なくなったのですが、着火剤にしっかり火がまわるのに時間がかかったように思います。 うーん、難しい…。 炎が出ているときにはそんなに煙がでないんだよね。 さらに研究が必要かと思います。 下火を弱めに設定して、約50分。 着火剤が燃え尽きるまでそのままにしておきました。 出来上がりは…、これも合格点がつけられるんじゃないでしょうか! 甘さ控えめの簡単バナナケーキの出来上がりです!(写真F)



とりあえずの結論!
ダッチオーブンは家でも使える!
ただし、近隣住民に火災と間違われないような煙対策が重要!
あとは、やわらか頭の発想!かなあ…。

       

ひとり1000円出したらどれだけ豪勢になるだろう!「オトナの野外炊事」

 もともとは秋の味覚を堪能する「オトナの野外炊事」ってテーマを考えていたのですが、メニューを考えたり予算を考えたりしているうちに、こんなテーマもおもしろいかなって思いました。アウトドア飲み会ではないので、飲み物は想定していません。約20名の参加で考えた場合、2万円の予算で米系、メインディッシュ系、汁系と組んでいくと相当豪勢になりそうです。ちなみに今回は野外炊事のレシピ紹介も兼ねようと考えているので、燻製、ダッチオーブン、塩釜にご飯、汁の組み立てで計画しました。。

 2002年11月23日(土・祝) 横浜市三ツ沢青少年野外活動センター野外炊事場にて実施。
 もともとは秋の味覚を堪能する「オトナの野外炊事」っていうのをやってみようよ、ってことから始まった企画なのに、都合がつかずにもはや冬の気配…。さすがに水は冷たいし、冬の野外炊事は結構つらいものがありますね。あちこち告知をして、ところが別企画と日程かぶったりして(苦)、結局10名ちょっとという、まあ動きやすいかなという人数に落ち着きました。ドタキャンも考え、10人ぶん10000円で買い出しを試みたものの1000円オーバー。ところが当日、風邪欠席が出て9人。最初からMDの読みの甘さが…。
 さて、内容ですが予定どおりの5品を作りました。詳細はレシピのページで紹介します。

@焼きシャケご飯
 →テレビでめんつゆか何かのCMでやっていたのをアレンジしました。魚くささが出てしまうかとも思いましたが、なかなか絶品でした。新メニューに加えたいと思います。1升炊きました。
A丸鶏の塩釜
 →なんどか作ったことがあるのですが、今回はいちどに2羽並べるという荒業に挑戦しました。旨みがぎゅっと詰まって、あいかわらず美味です!鶏1羽、780円で仕入れました。
Bスモークガーリックソーセージ
 →市販のスモーカーを使ってカセットコンロの上で放っておくだけの簡単燻製を作りました。たっぷり時間をかけたので、この香りが…、って感じですね。ひとり2本は確保しました。
Cじゃがたらブイヤベース
 →みやむぅ(仮)に外注しました。野外でやるとなかなか「男らしい」料理になるものです(笑)。しっかし、この味のバランスたるや!絶妙!!しっかりお替りできました。
Dローストビーフ
 →ダッチオブンを使いました。最初、火加減がうまくつかめず出遅れるカタチとなってしまいました。いったん食事を終え、あらかた片付けに入った頃に出来上がり、まな板の上に薄切りにしたうすピンク色に仕上がった肉をわさび醤油でつまみ食い。もう、まいう〜って言葉しか出てきませんでした。100グラム78円のモモ肉を約1600使いました。

 まあ、実際のところ、すこし余分にお金はかかってしまいましたが、そうとう豪華になるということは分かりました(笑)。また機会をみてやってみたいですね。ちなみに、野活講座の中で行う野外炊事の予算は1食500円見当ですから、倍かけたってことになるわけで。もう、食べられない!って状態になるわけだ。今回は質より見た目でいきましたが、質重視でやったらもっとお金かけられるってことよね。野外炊事でひとり2000円企画とかやったら…、どうなってしまうのだろう?
 ともあれ、参加の皆様おつかれさま!
じず。のホムペに協力感謝っ!!



「ラム1頭丸焼きに挑戦」

 よっちゃん(仮)からの企画、情報提供です。野外炊事の企画を練っているときに情報を貰いました。北海道にわざわざ丸焼き用のラムを特別に提供している会社があるというんですね。HPを見たらこれはやらないと!って思ったのですが、さすがに人数をそろえないといけないのと、それなりの学習も必要かと…。是非実現させたいプロのひとつですね。 →情報 (株式会社 東洋肉店へ!)

☆☆☆若旦那からのメッセージ:
 さて、ミルクラムですが人数にして6〜8人くらいで食べきれます!重さは5〜7kg程度ですが、骨を除くと僅か4kg〜3kgになってしまいますそれだけ小さなラムなのです!ミルクラムの食べ方・焼き方は先人たち(笑)の焼き方は参考になると思います