ROAD TO ホノルル                          
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 2006年の春先、ホノルルマラソンへ出る! そう口走った日からいろいろなことがありました。 実際にスタートラインに立つ日まで40日を切ったいま、あらためて思い出しておきたいこと、そしてこれから記録しておきたいことを日記風に不定期で更新してゆきたいと思います。 自称野外活動家「じず。」の、言ってみればスピンオフすとーりーということで、お楽しみください。。。  →→→ホノルルマラソン2006はこちら。


2006.12.24 更新。 そして、新展開???


 はやいもので、あれから2週間。 10日ぶりに走ったら膝、痛くしたり、体調を突然こわしたりと、痛みが取れても思った以上にダメージは残っていた模様。 でも、それもかなり癒えてきたのではないかと感じる今日この頃。 ワイキキのビーチで泳いでいた同じにんげんが、多分明日は雪の上に立っている。 また、世界の広さを痛感しながら、ふつふつとココロを満たしてゆく「ある感情」。 そいつと真剣に向き合う前に、今回の一連の動きを、しっかりと落とし込んでおきたいと思う。 もしどこかで、来年ホノルルへ行こうと思っている方が読んでいただけているなら、参考にしていただければ幸いかと。 ただし、思いつきの思い出しの不定期更新のため、あしからず…。。。


2007.1.27 新展開の幕開け。。。

 ご無沙汰いたしました。 全身疲労が抜けないまま年を越し、松が取れるどころか普通のセイカツに戻って久しいですが、まあ、ようやく更新です。 ぶろぐでも少々触れた新展開、本格的に始動です。 予想は楽についたとも思いますが、はい、今年もう一度、ホノルル走ります!

 暮れの更新で「ある感情」という言葉を使いました。 それは、「悔しさ」に似たものでした。 約束を果たした満足感。 最後まで走りきった充足感。 とりあえずの目標、5時間をクリアした達成感。 ゴールしたとき、すべてをやり切った感覚は時間と共に違う感覚へ変わってゆくのがわかりました。 でも、それと向き合うには相当のエネルギーが必要なことはわかっていたので、あえて時間の過ぎるのに身を任せていました。 でも、正月2日にはマシンで6キロを走り、明けて9日、15日、18日、23日、26日と、しっかりシゴトの合間を見つけて走ってる自分。 しかも、ペースを上げて。 そう、眼をそむけようとしても、その想いは確実にありました。 ヤワながらもアスリートとしての、自分と勝負していないっていう感情です。 そう、前回は距離と戦ったけれど、本当の意味で自分とは戦いきっていない。 だから、やり切った感が徐々に薄れてゆくのを感じていたのです。
 そんな自分は、毎日、JALのホームページをチェックし続けていました。 国際線のチケットは330日まえ発売だそうです。 最初、ひっかからなかった検索にエコノミー通常料金268,000円がひっかかるようになり、そして…
  〜〜1月24日、4〜9月期運賃発売! そして、エコノミーセイバーは年末分まで予約が入ります!〜〜

 休めないシゴトを無理して休むことを考えると、5日間ツアーは厳しい。 一度行って要領が分かったからこそできる、手配旅行を組むことにしたわけです。 12月8日発、現地2泊の11日戻り。 恐らく7月には下半期のJAL悟空も発売されるのでしょうが、ここは確実に116,000円で押さえに入りました。 ホテル代を含めても前回のツアーよりは安く上がるのではないかと思われます。 さあ、有言実行パートU。 あーあ、とうとう、言っちゃいました。。。



2007.3.25 42歳になりました。。。


 打倒!厄年、を合言葉に始めた昨年の挑戦。 今年は名実共に42を超える挑戦ということになります。 年度末は忙しく、今月は本当に走りにいく暇が見つけられずにいました。 そんななか、東京マラソンのテレビ中継があり、地元神奈川で初のフルマラソンとなる湘南マラソンが開催され…、と、にわかに周囲は色めき立っているようにも思います。
 前回の更新でも触れたように、今回は本当の意味で自分と勝負するための準備を考えています。 とりあえず、まずはサブ4を目標にしようと思います。 そのために、普段の10キロをできれば50分で走ろうと少しずつプッシュを始めました。 1月の29日、2月に入って2日、8日、16日、21日、26日(2回くらい抜けてる気がする)、3月1日まででベストは52分。 まあ、信号にだいぶ左右されるので一概には言えませんが。 シゴトに終われ中3週ほど身動きがとれず、ひさびさ22日には55分でした。 去年のトレーニングでは常にきっちり1時間かけていたところから考えると、休み明けでもこのタイムで走れるのは少しは成長した成果かもしれないなあと、少々悦に入りつつ…。
 4月に入ったら、本格的に再始動の予定です。。。 


2007.4.08 そんなわけで、再始動です!


 新年度をカナダ、バンクーバーで迎えました。 ストリートにいろいろな垂れ幕がかかっていて、多くは2010年のオリンピックにむけてのものだったのですが、なぜかランナーを描いたものもちらほら。 戻ってきてから気づいたのですが、こちらのGWあたりにバンクーバーでもマラソンがあるんですね。 どおりで!
 っということで、はるか9ヵ月後のスタートラインにもう一度しっかり準備をして臨むために再始動です。 とはいっても、ブラッコムでハーフパイプから落ちたときに(!)左足を打ったみたいなのよね。 ふくらはぎが重いのが気がかりですが、とりあえず様子見ながら走り始めました。 自分の走行データをうまく記録する方法がないかなあと探していたときに、ふと立ち寄ったサイトでいいのを見つけました。 ホノルルはナイキさんがサポートについているのですが、じず。は根っからの3本線党でして(笑)。 ナイキさんのランニングサイトの力の入れようってすごいですけど、知らないうちにこちらでも…。 →adidas running (真ん中のマスコットをクリックしてランニングサイトを開き、MY RUNNINGをクリック) メイルアドレスの登録が必要ですが、ランニング日記をつけられるページを発見! しかも、積算距離や平均速度などを自動で計算してくれる! ちょっと便利に使ってみようかと思います。 今週は…、なんとか2本は行きたいねえ。。。


2007.4.21 もう、あとには戻れないっ!

 ひさしぶりにホノルルマラソンの公式サイトを開いてみました。 んっ?

                 〜〜〜英語サイトではすでにエントリーが始まっている!〜〜〜

 わたしがとった行動は…、ええ、どんなに鈍い人でも想像のとおりです。 とっととキーボードを叩いてしまいました! はい、4月にしてエントリー完了です(笑)。 日本事務局はもう少々先になるはずです。 果たしてどんなビブが振られるのか、ちょっと楽しみです。 現地2泊の強行日程なので、完走証を取りに行った足で空港へ向かうカンジになると思うので、長い列に並ばずに済むといいなあと、少々期待も込めて。。。
 ところで、季節外れの寒さと降り続く雨。 そして、終わらないシゴトになかなか走りにいけないままの日々を過ごしています。 まだ今月は3本。 シューズを新しくして、また土踏まずに靴擦れをつくりながら、ゆっくり育てています。 インソールをカットしながら、いいカンジになればいいなあと。

  

2007.5.12 ようやく、天気も安定もーど?

 再始動の4月を振り返ると、6日、10日、19日、24日、26日と結局5本しか走れませんでした。 なにせ天気が悪くてストレスをためるばかり。 ゴールデンウィークをはさんで、仕切りなおしですかね。 まだまだ遠いゴール、見失わないように準備をしておきたいと思います。 カードの引き落とし金額を眺めながら、そろそろホテルの手配も進めようかと感じているこの頃。 いろいろ考えて、ゴールのカピオラニ公園近くのホテルを物色中! あっ、ちなみに英語サイトでのエントリーフィーなんですがね、10月26日までが125ドルなんです。 明らかに去年より高いのは、35回の記念大会だからなんでしょうか? フメイです。。。


2007.6.03 6月、気づけば200日を切って、そろそろ本気もーど?

 シゴトも着実に忙しくなって、やはり5月も結局5本。 7日、11日、21日、24日、29日で終了。 でも、最速52分30秒を記録して、徐々に上げてきているのではないでしょうか。 専門家のコメントでは、このペースで夏を越せば、きっといい記録が出るよ!とのこと。 そう、問題は夏ですよ! だって今年も夏が冬なんですもの(笑)。
 さて、そんな中、次のアクションを起こしました。 ホテル確保です! 月曜日の帰国便にあわせて、完走証をとりに行きやすいように、ゴール、カピオラニ公園にほど近いところで探してみました。 あと条件は「バスタブあり」。 これも去年の経験から、出発前も帰着後も、やっぱり下半身をお湯につけたいもの! 最終的に選んだのは、ワイキキリゾートホテル。 料金も2泊で228ドルとかなりリーズナブル! もちろんシティビューですが、ビーチまで1ブロックなので、便もよさそう。 さあ、着々…!!!


2007.6.15 訂正っ! ご注意ください!

 毎朝、メイルチェックをしております。 ふと、ひさしぶりにホノルルマラソン事務局からのメイル、読んでみますとこんな文面。
      Your entry and fee has been received in error by Active.com.
      All entires with Japan addresses must enter via the Honolulu Marathon Japan Office.
      Thank you for your interest in the Honolulu Marathon

 つまり、4月に記事にしましたエントリーが無効であるということ。 日本在住者はすべて日本事務局経由でないとエントリーができないとのことです。 クレジットで支払った料金はリファンドされることになりました。 あわててはいけませんね。 あらためて仕切りなおし。 ちなみに日本事務局のサイトでは6月末要項発表、エントリーは7月からとのことでございます。 うそ情報を流してしまいました。 ココロよりお詫び申し上げます。 関東も梅雨入りいたしました。 雨の止み間をぬいながら、走り続けたいと思います。


2007.7.5 とうとう!来ましたぁぁぁぁ!

 オフィシャルサイトをチェックする日々が続いておりました。 大会要項が発表され、そして…

       〜〜〜本日、7月5日より、35回大会の日本エントリーが開始されました!!!〜〜〜

 わたしのとった行動はいうに及ばずです、はい。 今度こそ、エントリー完了です。 エアーもとった。 ホテルも押さえた。 そして、大会エントリーも完了! ガイドブックでワイキキまでの交通手段もチェック済み。 いつでも来ぉいっ! って言いながら、6月は仕事に追われ、4本で終了を迎えました。 4日、8日、13日、27日に各10キロ。 今年は海外遠征中の練習がままならないので、また9月に仕切りなおしになりそうな予感もアリ。。。
 そうそう、オフィシャルサイトにリンクを貼ってもらえましたよ。 ご確認くださーい (^_-)-☆


2007.8.23 りすたぁと…。。。

 ひさびさ更新です。 結局7月に2本走ったあと、夏休みに入っていました。 まあ、17日間の海外出張はどうしても足を止めますよ。 それにこの暑さ! 暑さ自体は嫌いじゃないけれど、さすがに身の危険を感じることはしないほうが無難かと。 でも、ひさしぶりに降った雨が大地を冷ましてくれたのか、あの日の南の島のような気候にいても立ってもいられずに走り出しました! 仕事用PCのデスクトップに貼り付けたカウントダウンはまもなく2桁になろうとしています。 秋に向け、そろそろ長い距離のタイミングを探りながら、2度目の挑戦へ再始動ですっ!!!


2007.10.09 秋深しぃ…

 はい、あっという間に10月のこえ。 毎年このへん繁忙期で、なかなか仕事を抜けられません。 8月31日、続いて9月3日、10日、12日、19日と週2のペースをなんとか守り、22日に今シーズン初めての20キロ。 4月からここまでで、累積240キロを達成しましたが、このあとすっかり手が回らず。。。 結局、今日10月9日にようやく再開となりました。 本番が12月9日ですから、残りがあとちょうど2ヶ月だなあ、なんて思いながら帰ってきたらば、おっとぉ!届きましたよ!引換証! 今年はなんと17011番。 そうね、初日のエントリーだから、推定日本で11番目のエントリーってことかしら(笑)。 去年はドキドキだったけど、今年は勝手がわかっているぶん、少し余裕です。 あと2ヶ月、去年のことを思い出しながら、綴ってゆきますね。 もし、今年参加する方が見ていたら、参考にしてください。。。



 そうそう、これも言い忘れました。 去年エントリーしそびれた、ぢもと横浜マラソンにもエントリーしました。 ひと月まえにステップアップにハーフを1本、がねらいです。 時間制限が117分なので、これに完走できないとなると、今年の目標のサブ4は確実に遠のくってことですものね。 はい、だいぶ涼しくなって走りやすくなってきました。 怪我に気をつけながら、お互い頑張りましょう!!!


2007.10.28 6 weeks to go!

 9月に走り込みができなかったぶんは、とにかく10月に取り返す! ってぇことで、再開して10月12日、15日、17日、19日、22日、24日と、週3ペースでなんとか時間を作りました。 着々と涼しくなるなか、最速51分をマークするなど順調かなあと実感しながら、台風一過の今日28日、長距離を1本入れました。 トータル28キロを3時間弱。 予定をかなり下回っていますねえ。 20の中間で2時間弱からだから、後半はやはりひさびさの痛い痛いの未体験ゾーンへ突入…。 どうしても距離との勝負になってしまうと、守りに入ってしまう自分。 今年は時間と勝負をするって決めてるんだけどな。 そういうイミでは2週後の横浜マラソン! 今日のペースでは確実に完走扱いにはなりませんね。 後ろにあと10キロ分のチカラを残したと思えば、悲観的にはならずに済みますが。。。 そうそう、ゼッケン引換証、届きました。 あくまで目標はホノルルだけど、2週間でできる準備はして、臨みたいと思います。 それが済んだら、ラストひと月はホノルルモード! つらつら綴ってゆきましょうか。。。


2007.11.11 4 weeks to go!

 この2週間は週2のペースにちょっと落としました。 10月30日、11月2日、6日、9日とそれぞれ10キロずつです。 2日には一念発起して自分をプッシュし続け、ようやく50分を初めて切りました。 なんとなくペースがつかめたようで、次も同様のペースで走れました。 9日は疲労を抜くために1時間かけてゆっくり流し、そして!、今日11日!横浜マラソンを走ってきましたぁぁぁぁっ!
 本番4週前、この前後でハーフくらいの実戦トレーニングを奨めているサイトもありますので、ここはひとつ、ぢもと横浜を走ってみよう!ってことでエントリーしたんですが、交通規制の関係で関門通過タイムの設定が結構キビシイのです。 あっ、このあたりが普通なのかもしれませんが、なにぶんシロートですから。 ゴールタイム117分ってのは、今の自分にはぎりぎりくらいかなあ…、ってカンジじゃないですか。 でも、ひとり孤独に走っているよりはなにか得られるものもあろうと、いざ出陣! 天気予報…、雨! 朝目覚めると…、なんとか曇り空。 降らずにもってくださいとお祈りしつつ、とりあえずスタートの山下公園へ。 ゼッケンを引き換え、寒いかなあと思いつつも本番用の衣装を身にまとい、いざスタート地点へ。 10時30分、ハーフの部、スタートです。 スタート直後の混乱はあるイミ慣れたもの? ペースを作りながら本牧方面へ…、と思っていたら、ドーパミンが出っ放しだったようです。 普段より遅めに感じられたペースも、実際はありえないほどのオーバーペース! 10キロ通過が45分ほど。 これは練習でも出したことのないタイムです! 当然後半はジリ貧。。。 でも、耐えて耐えてゴールを目指しました。 かくして、手元のゴールタイム、なんと!1時間36分台! 驚きの100分切りです! 公式発表はまだサイトが開いていないようなので、あくまで手元の時計ですがね。 だいぶ粘りも出てきたということなんでしょうか? ええ、もちろん帰りはスーパー銭湯でじっくり温まって参りました。 さあ!次は本番だよ! あと4週間、ひと休みしたら、さらに先を目指しますよ!!!

           


2007.11.19 20 days to go!

 横浜マラソンから1週間。 かなりのハイペースは確実に疲労を呼んだようです。 最初はそれほどでもないかなあと思ったんですが、中2日で、14日に走ってみたら、意外と堪えてました(笑)。 その後、会議に練習日をつぶされて、今日19日に中4日でいってきました。 自分のペースで50分を切れるようになったのは、やはりこれまで走りこんできだ成果かな。 ちょっと悦に入ったりして…。 そうそう、公式記録、出ました! 1時間37分08秒、これがグロスです。 ピストル鳴ってから戻ってくるまで。 で、チップのタイムは1時間36分38秒でした。 立派立派!

 さて、話をホノルルに戻しましょう。 去年を思い出しながらそろそろ準備にかからないとなあ…、って思ってます。 ひょっとしたら誰かの参考になるかもしれないので、ここでぶつぶつつぶやきながら準備を始めましょうか。 まずは、フライト関係から。 まず最初に言っておきますが、じず。はジャージで海外旅行をするのに、抵抗を感じないひとです。 とくに狭い機内はできるだけゆるい格好がよいですよね。 特に冬の寒い日本から夏のホノルルへのフライトならば、着いたとたんに半そで短パンですよ。 機内はさすがに空調が効いているけれど、降りる前にはすたんばいしておきたいものです。 たしかホノルル空港、サテライトからターミナルまで、いったん外へ出て周回バスに乗って移動だったはずなので、大汗かきました。 厚手のコートは成田で預けられるけど、お金かけないなら成田でトランクにつっこんでしまうに限りますね。 もちろん、靴なんて履いて機内には入りません。 最初からはだしにサンダル、これがじず。流です(笑)。 まして去年は車で空港へ行き、場外駐車場に預けたので、ちょっと寒かったけど駐車場からジャージ、サンダル姿。 結構目立ってたのかなあ…。 まあ、あくまで機能優先ということで。 とにかく行きの飛行機はリラックスして過ごしましょう! 去年も今年も前日入り(土曜発)なんですが、その場合は、時差調整はかえって気にしないほうがいいかも。 日本発が夕方から夜、到着が朝。 フライト時間は6時間程度ですが、食事があったりなんだりで確実に寝不足ぎみで到着。 これがむしろいい! 朝9時くらいに着いても、通関やらなにやらで空港をでるのは11時ちかく。 ホノルルへ移動してもホテルのチェックインは3時とか4時なので眠いまま街を徘徊することになるわけです。 すると夜は早めに眠れます。 レースは早朝スタートですから、下手に時差調整は不要ということです。
 さて、話は飛んで帰りです。 かなりの筋肉痛で歩くのもおぼつかないことと思います。 去年の例でいくと、丸3日はまともに歩けませんでした。 偏西風の影響で帰りはやたらと時間がかかります。 9時間ほどですよね。 帰りはひたすら寝たいじゃないですか。 翌日からシゴトだし(笑)。 そこでワンポイント! A列はやめたほうがいい!ということです。 ハワイからの便は進路を西にとります。 日本行きの便は午前発です。 到着は夕方、すなわち、進行方向左側のA列は9時間太陽を浴び続けることになるわけです。 これがかなり暑い! シェードを下ろしても触るとやけどするんじゃないか!ってくらい暑くなります。 当然、空調なんて効きやしません! 汗かくわ寝苦しいわで、結局寝不足です。 はい、これ去年の実話の失敗話。 まあ、時間も長いので通路側を確保したいところですが、それでもまどの外の景色が見たいわあ、という方は反対側のK列をぜひオススメします。 以上、フライト関係、豆知識でした。。。


2007.11.19 10 days to go!

 粛々とときは流れてゆきます。 2度の週末をイベントで費やし、じゅうぶんな休養のとれない日々を過ごしています。 横浜マラソンの激走はかなり尾を引いている様子。 気持ちもいったんピークにいってしまったようで、ちょっと螺旋が巻ききれない雰囲気です。 22日ペース伸びず55分台、26日距離を8キロに短縮、28日ようやく52分台。 残りの10日をどう使おうか、いま、悩み中です。 もう1本、50のペースを作ってから落としたいんですが、果たして疲れを抜くことはできるのだろうか? 幸いにも、会議の予定が少ないので自分の都合で練習ができそうなので、様子を見ながら…ですね。 そうそう、たぶん初めて月間100キロ走破しましたよ。 今年は本当によく練習しました。。。

 さて、今回はキオクをたどりながら、ホノルル到着からスタートまでをたどっていきましょう。 ホノルル到着はたいがい朝ですよね。 間違いなく寝不足になっています。 ちょっとぼぉーっとしがちなんですが、いくらまわりが日本人だらけだといっても気を許してはいけません! ここは海外です。 ほとんどの方がパッケージツアーだと思いますので、団体出口に向かい、とにかく自分の担当の方を探して、あとはじっと指示を待つことです。 現地ガイドはみな日本語が堪能ですからご心配なく。 人数そろうのに時間がかかったりしても、南国の空を眺めてじっと待つ。 あんまりちょろちょろすると、悪いおじさんにつかまっちゃうかもしれませんよ。 じき、迎えのバスを指示され、ホテルへ直行です。 ホテルのロビーで簡単な説明を受け、開放されるわけですが、チェックインはたぶんできません。 必要な手荷物だけ持ってまずは昼食でしょうか。 ワイキキ周辺は石を投げればABCマートですし、ファーストフードや大きなフードコートもありますから、軽い昼食には困りません。 そうそう、ABCマートにはおにぎりや菓子パン、フルーツなどもそろっていますから、レース当日の朝食にもじゅうぶん対応できますね。 両替は空港で済ませておくことをオススメしますが、街中でどうしてもという場合はレートがずいぶん異なりますからご注意ください。 個人的見解としてはDFSの中の両替がいちばんレートが良かったように感じましたが。 あとはいたるところにATMがあるので、小額であれば両替手数料より利息のほうが安かったりするはずなのでご判断ください。 歩きながら歩道ぞいにフリーペーパーのスタンドがいくつも見られるはずです。 日本語のタウン誌などもありますので、入手しておくとよいのではないでしょうか。 クーポンがついているものもありますし。
 必ず一度訪れなければならないのが、ハワイコンベンションセンターですね。 そう、ゼッケンの引き取りです。 期間中、シャトルバスを走らせていますが、混んでいたり待たされたりするので、じず。はてくてく歩いてしまいました。 DFSからだと1キロちょっと、アラモアナセンターからだと500メートルそこそこです。 ツアーによってはトローリーが活用できるものもあるようなので、そのへんは適宜。 正面入って左手がゼッケンの受け取り所なので、自分の番号の掲示を探して交換です。 出口付近でチップの動作確認をして、あれこれちらしの入ったプラスチックバッグを受け取ります。 現地ではグディーバッグと呼んでいます。 中身を物色するよりも先に、忘れずに荷物預け用のステッカーをそのグディーバッグに貼ってもらいましょう。 別に預けない人でもいいんです。 ゼッケン番号のシールは全員分印刷してありますから、せっかくなので記念にもなりますし。 会場内ではエキスポイベントが開かれています。 協賛各社のブースでは配り物も多々ありますので、ゲットできるものはいただいておきましょう。
 前日の睡眠はじゅうぶんとるに越したことはないのですが、スタートが現時時刻あさ5時ですから、なかなか難しい話です。 スタート周辺に遅くとも1時間まえには着いていたいですから、その移動時間と支度の時間を考えて目覚ましをセット! ちなみにじず。はタブにお湯を張って下半身あっためる時間もとりましたよ。 朝食も食べないといけないし、結構あわただしい朝になると思います。 そうそう、スタートの現地5時は日本時間の深夜0時ですからね。 夜の9時とかから活動開始ってカンジですから、ボケないほうがおかしい。 そんなわけで、ゼッケンやチップは前日のうちにつけておいたほうがあわてずに済みますね。 そして、アラモアナゆきのシャトルバス、やはり相当並ぶようです。 じず。は最初から歩きの予定で時間を組みました。 約3キロ、ちょうどいいアップになります。 まだ暗がりの中を歩いてゆくと、どこからともなくひとり、ふたりとランナーが現れ、その数が着々と増えてゆくシーンは、本当にテンションが上がりますよ。 適度な運動で腸の活動も活性化します。 スタート前にトイレにもう一度。 アラモアナ公園内には仮設トイレが山ほど作られています。 でも、通り側からだと、小さな水路があって橋が架かっているため、移動が非常に困難です。 穴場はアラモアナセンターの駐車場。 通りに面した2階部分にも仮設トイレが作られています。 通りからだと視界に入りずらいので、意外にすいています。 人で埋まったアラモアナ通り、アナウンスも軽快にまもなくスタート! おっとその前に、声を大にしてお願いです! 通り両サイドの街灯には目標タイムが掲出されています。 自分の予想タイムを守って整列しましょう! チップ計測なので早くスタートしないといけないことはなにもありません! ある程度後ろに並んだほうが、花火をゆっくり楽しめますよ! さあ、次回はレース全般を振り返る…。。。


2007.12.04 5 days to go!

 はい、ぶろぐでは既に…ですが、11月30日に10キロをきっちり50分で追いきり、とりあえずの仕上げとしました。 あとは流し目のを入れて、現地に向かいたいと思います。 そうそう、今年もオフィシャルサイトにリンクを貼っていただきました。 出場予定のみなさま、改めましてこんにちは! お互い、ベストを尽くしましょうね!

 では、キオクを辿る旅、今回はコースをたどってみます。 4万人弱の人間がひしめき合うスタート地点、5時の時報とともにスタートの花火が上がります。 でも、本当にひと、多いのよ。 ゆっくり花火見物していても、一向に人並みは動き出しません。 ちなみに去年、じず。がスタートラインを切ったのは、約10分後のことです。 暗いなか、アロハタワー方面に向かう道幅は広いのですが、かなりのごったがえしようです。 とにかく引っ掛けないように、引っ掛けられないように気をつけてください。 最初のエイドステーションを過ぎると、クリスマスイルミネーションが眼に飛び込んできます。 結構写真を撮ったりするひとも多いので、ぶつからないように注意です。 牛角さんの「生ビール!」の声援も力強く、スタート地点をかすめるようにアラモアナ通りに戻ってきます。 ここでトイレタイムをとるひとも多いようですね。 見慣れたカラカウア通りを走りきってゴールのカピオラニ公園を横目に見る頃が10キロ地点です。 公園を周回する道路は若干荒れている部分があるので、要注意。 そして、往路のダイヤモンドヘッドに差し掛かります。先にスタートしている車椅子部門のひとたちが戻ってくる時間になります。 片側1車線に規制されるので、かなり混雑に拍車がかかります。 ダイヤモンドヘッドを下りきると大きく左に曲がりこみ、長めのアップダウンがあったように記憶しています。 徐々に夜明けも近づく頃です。 鬼門はやはりハイウエイ。 とにかく景色が変わらず、延々7キロほど続きます。 復路を走るランナーとの出会いと途中2箇所のエイドステーションを目指してなんとか乗り切ります。 途中に中間地点があります。 ハイウエイの終点からハワイカイを右回りに周回します。 すっかり明るくなり、沿道にはバンド演奏やホースで水をまいてくれるひと、差し入れをしてくれるひとなど、たくさんのアロハスピリットをチカラに変えて足を前に進めます。 復路のハイウエイ、左手から正面に回りこむ太陽との戦いでもあります。 とにかく、飽きずにゴールを目指しましょう。 ようやくハイウエイをおりると、左手に大きなゴルフ場を見ながらのルートになります。 このあたりにカメラマンの撮影台があったように記憶しています。 右に回りこみカハラ通り、このあたりがいちばん苦しいところです。 路面も荒れているところがあるので、足元に気をつけてください。 そして、復路のダイヤモンドヘッドがだんだんと近づいて見えてきます。 上りはまだいけるはずです。 むしろ、下りのほうが足にきます。 下りこんで最後のエイドステーション、ここはJALの現役アテンダントがボラをしているというウワサを聞いたことがあるのですが、本当なんでしょうか? えっと、リアルにキオクがあいまいです。。。 さあ、あとはひたすら直線です。 まるでビクトリーロードのような、直線をしっかり噛み締めましょう。 ゴール前に何枚か横断幕があったりするので、間違えないように気をつけましょう。 そして、栄光のゴール! ゼッケンを読んでいるのか、ゴールしてくるひとの名前を読み上げています。 なかなか余裕がないのですが、今年はしっかり自分の名前が呼ばれるところを聞き耳立てようと思います。 ゴールのゲートをくぐると、貝のネックレスをかけてくれます。 シャワーゾーンを通過し、誘導路にしたがって公園内へ。 フィニッシャーズ・アップルにかぶりついて、お腹のたしにしましょう。 公園内では自分のタイムを小さなシールにプリントアウトしてくれるサービスがありました。 しばらくすると、速報版のタイムリストも張り出されます。
 だいぶ早足で42キロ走ってしまいましたね。 また、キオクをたどって情報更新しますね。


2007.12.07 出発前夜。。。

 さあ、スタートの瞬間まであと2日に迫ってきました! みなさん、情報収集に忙しいようですね。 オフィシャルサイト効果でしょう。 このページだけアクセス数、増加中です。 ここはあくまでじず。のスピンオフストーリーですからね。 本来は野外活動家なので、そこんとこよろしくです。。。 さて、今週はゆるりと疲れを抜きながら2本。 5日に10キロ、今日7日に7キロで試合前すべて打ち上げです! 4月から積み重ねてきた距離はなんと475キロになりました。 走った距離は絶対に裏切らないと信じて、ホノルルを駆け抜けたいと思います。

 では、これまで話題にしなかった隙間情報をいくつか。 本格的なランナーは別なんでしょうが、我々市民ランナーはやはり途中でエネルギー補給は必要だと思います。 国内の試合では聞くところによるとエイドステーションに食べ物を置いているところもあるようなのですが、ホノルルはドリンクのみです。 やはりゼリー系は持参したほうがいいかなあと思います。 10秒チャージで2時間キープなら、切れる前にチャージしたいじゃないですか。 スタート前に入れたら、1時間30分後くらいには2度目のチャージ。 素人考えですけど、水分同様、カラダに回るのに30分はかかると思うんですよね。 だから、5時間前後のゴールを予想するならば、2本は持っていかないとね。 今年は天気どうなのかな? 晴れてくると結構陽射しも来ます。 ずっとアスファルト道ですから、照り返しもあります。 眼が強くない人はサングラスをぜひ!
 そうそう、タウン情報の追加です。 各ホテルにはビジネスセンターがあって、インターネットアクセスは結構充実しているように思います。 でも、日本語が打てるPCはなかなか見つからないと思います。 昨年、1箇所だけ見つけました。 ハイアットリージェンシー横のカイラウニ通りをクヒオ通りにぶつかった右手の角、小さなショップが長屋のように入っている建物があります。 そこの2階のネットカフェです。 日本語の看板が出ているので、一見妖しそうに思えますが、問題なしでした。 去年は1時間5ドルだったかな。 少々高めですね。 30分でいいからまけろと交渉したけど、最低1時間からだって断られちゃいました。

 さて、すでに現地は盛り上がり始めているんだろうな。 じず。は明日、土曜のJAL74便で現地入りします。 走った翌日の79便で帰る現地2泊の弾丸ツアーです。 でも、たまってたマイルで帰りの便はアップグレードしちゃいました! 翌日から普通にシゴトですものね。 では、みなみなさまの健闘を祈って!


2007.12.17 はや、一週間が過ぎ…。。。

 感動のゴールから、あっという間に時間は流れてゆきます。 さすがに2日間、風邪を引いて(自分では何も言ってませんが、そうなっているようで…)シゴトを休んでしまったあとは倍の忙しさが待っていました。 疲労も気持ちも落ち着かせる間もなく、次々と用事が押し寄せてくるような1週間でした。 たくさんの発見があり、たくさんの感激があり、もうすぐ次へと走って行きたいような衝動を持ち帰っています。 でも、なによりもまずは報告です。

    ホノルル挑戦2回目! 3時間54分58秒で目標のサブ4、達成しましたぁぁぁ!!!

 35回記念大会、参加のみなさま!本当にお疲れ様でした!! きっと、同じ想いを持ち帰っているのだろう、たくさんの人たちと、この想いを共有できることを本当にうれしく思っています。 スタート直前の雨や計測機器のトラブルなど、現場にいなければきっとわからないようなことを顔も知らないたくさんのひとと、サイトを通じて分かち合えることを本当にうれしく思いながら、少しずつUPしてゆこうと思います。 そして、次にまた新たにこの想いを共有しようとしてくれるひとたちに向けて、情報発信をしていきたいなあと思っています。 でも、まだまだ多忙の渦中にいて、じゅうぶんな時間が取れていません。 今日のところは結果報告のみでご堪忍くださいませ。 近々、がっつりとUPしますので、もうしばし、お待ちください。。。


2007.12.28 ようやく?更新っ…。。。

 中身のぎゅっとつまった2泊4日の弾丸ツアーでした。 いっぺんに更新するのはキビシイので、少し小分けにさせてもらいますね。 とりあえず、やはり外せないのはメインディッシュ、カンジンのレースを振り返りましょうか。。。

 短期の滞在では時計を直しません。 だから目覚ましは夜9時に鳴りました。 現地時刻では2時です。 前日の晴天とは打って変わって…、びっくりですよ、土砂降りです! とりあえず、タブにお湯をはって半身浴。 買っておいた朝ごはんをぱくぱく。 テンションを上げながら着替え、ふと外を見ると!雨、あがってます! やっぱり普段のココロガケ…なんて呟きながら、テクテクとスタート地点へと向かいます。 あっちのホテル、こっちの路地から続々とランナーが現れ、すっかり行列です。 公衆電話を探してアラモアナセンターの駐車場をうろうろしていると、あわただしいひとの動き! 気づけばふたたび土砂降りの雨! まさに風雲急を告げ…ってカンジですよね。 トイレを済ませスタートラインを見学。 去年は出遅れて後ろのほうからだったので、今年は先頭まで見に行ってきました。 3時間ラインと4時間ラインには整理用のロープを張っていたんですね。 去年は気づかなかった。。。 スタートまで15分、もうよかろうとビニール袋を丸めて舗道へ置いたあと、再び土砂降り…。 いやあ、ぎりぎりまで気を抜いてはいけませんね。 オープニングの途中でPAのラインが不調になり、挨拶もそこそこにピストル、そして花火…。 感激のスタートです!
 道路はところどころ大きな水溜りがあり、よけながらの走行になりました。 去年ほどではないですが、結構まえに出たのにまだまだ徒歩の方を追い越してゆきます。 みなさん、くれぐれもマナーは守りましょう! でも、5キロを過ぎると流れも落ち着き、ほぼ自分のペースで走れるようになりました。 往路のダイヤモンドヘッドも去年のような大混雑には巻き込まれず、ずいぶんスムースに上がることができました。 でも、お約束のようにオーバーペースで、ハイウエイに上がる頃には徐々にペースダウン。 確かに、走りきれれば3時間そこそこのペースできていたわけですから、周りは明らかに自分よりもかなり上。 ずるずるとひとり遅れる展開となりました。 ハーフ1時間46分は横浜よりは遅いけど、まだまだ強烈なペースです。 残り半分を2時間で走れば目標達成! そう自分に言い聞かせ、ペースを作りました。 ハワイカイを回り、復路のハイウエイに入った頃、去年も感じなかった右ひざのいたみ…。 だましきれなくなり、給水は歩きながらに変更。 1マイルごとにストレッチを入れながらのレースになりました。 30キロ、2時間40分台。 間に合う! やはりもう追うことはできません。 ひたすらペースを保って前へ、前へ…。 復路のダイヤモンドヘッドを上り、重力のチカラも借りながら下り…、最後のエイドステーションを目前に再び激しい雨。。。 なんか、ドラマでしたよ、あの雨は。 最後の直線もスパートなんかムリっ! しかも、ちょうど実況が止まっていた時間帯みたいで、名前のコールはしていませんでした。 でも、しっかりとゴール! 道中だいぶカメラを意識する余裕もありました。 とにかく目標だったサブ4を達成。。。 なによりの結果を出すことができました。

 翌日の地元紙、ホノルルアドバタイザーにはこんな文字が躍っていました。

   〜 No matter if it's the 15th marathon or the first, crossing the finish line... is a feat
     marked by pain, elation and a few tears.  This year, rain and wet socks were added to... 〜 

        
15回目のマラソンでも初めてのマラソンでも、ゴールするってコトはすごいことだ。
        
辛かったり、意気揚々だったり、ちょっと泣けたりするけれど、今年はそれに雨と濡れた靴下が加わった…

 新聞記者さんの感性ってサイコーっ!