Pakkoro House  Fishing Report 2002年


「梅雨のOKINAWA」
 
 5月10日、ついに梅雨入りした沖縄。この時期は梅雨だというのは知ってはいたのですが、あまりの安さに釣られて4月末に申し込んじゃったのでした。まあ、梅雨といったって毎日毎日降るわけじゃないだろうし。自分達の運の強さを信じよう、なんて脳天気なワタシ達なのでした。
 日程は5月17日〜19日の3日間。週初の予報だと予定の3日間のみが図ったように「雨、雨、雨」だったんですよ。すると、どうですか。見事なまでに前線が南下してくれちゃって。初日こそ愚図ついてましたが、おかげさまで天気に恵まれたのでした。ラッキー!

 初日は釣りの予定はなかったんです。あいにくの曇り空で少し肌寒かったために予定のスノーケリングは中止。琉球ガラスの手作り体験なんかして観光していたのですが、小雨が降って来ちゃって。これじゃ観光も出来ないねってことで、夕食まで1時間ほど時間を潰すことになりました。そんなわけで、ちゃっかりこの時間を釣りに使わせてもらうことになりました。このくらいの雨なら苦にならないだろうと、泊港近くの川の流れ込みに行きました。
 ここは、昨年ガーラを狙って、見事にふられた場所。今回は手堅く(?)、ライトタックルにてメッキ狙い。小雨のおかげか魚の活性が高く、大変満足出来る結果でした。

20cmほどのメッキ。
これがアベレ−ジ。
10数尾釣れたかな。
小さなソフトルアー、スプーンにすこぶる反応が良かった。
特にシルバー色のスプーンでは、一時1キャスト1ヒット状態だった。
小型ミノーに食いついてきた最大の個体。25cmほど。
ニセクロホシフエダイ。
現地名はヤマトビー。
この個体は20cmオーバーの最大のもの。
小さいものは10cmから、7、8尾釣れたかな。
小さなソフトルアー、スプーンに喰いついてきた。
この左手に川の流れ込みがあります。
この写真は、最終日の帰り道に撮影したため、天気が文章と合っていません。

 2日目は朝まづめ。場所は、読谷にある宿泊したホテル近くの漁港。薄暗い港の堤防を先端に向けて歩いていると、視線の先でいきなりデッカい水柱が立つ。早速、ガーラを期待してその付近をTWプラグを投げるも反応なし。しばらく投げていると、ルアーの後をタチウオが追ってきているのに気付く。ほんとはガーラが釣りたいんだけど、目の前の誘惑に負けてルアーを換えちゃいました。はは。
 最初はピンクのソフトルアー+ジグヘッド。これは人気ありましたね。ヒットしたのは3本でしたが、バイトは多数。たちまちボロボロになって、使い物にならなくなってしまいました。次にメタルジグに換えましたが、すっかり明るくなってしまったせいもあったのかもしれませんが、2バイトのみで1本だけヒットしました。次にFミノーにも換えてやってみましたが、ノーバイトでした。
 1時間ほどでしたが、朝から楽しめちゃいました。

 3日目も朝まづめ。向かったのは、近くの別の港。しかし、風が強く波立っている。しかも向かい風でルアーも飛びそうもない。諦めて、前日と同じ場所に行く。
 こちらも風が当たるものの、外側の堤防で遮られているせいか、少し波立つ程度。まずはガーラ狙いでTWプラグ、Fミノーを投げるが、20分ほどで諦める。しかたなく、またタチウオを狙うことにする。ピンクのソフトルアーが使い物にならなくされたので、残りのグレー(?)のものを使ってみる。が、一向にバイトが出ない。魚が居ないのか、ルアーが合わないのか。試しに、使えなくなったピンクの一部を切って頭部分としてセットし、残りの後部にグレーをセットした即席ピンクヘッドでやってみる。なんと、これが当たって、即2ヒット。2本めのときに、シッポ部が切られて、ここで終了としました。

90cmほどのタチウオ。
これがアベレ−ジ。最小でも80cmほど。
ワタシ自身の年間総数くらい釣っちゃったから、今後が心配。はは。
すっかりボロボロにされたソフトルアー。
最後の最後まで使っていた「なんちゃってピンクヘッド」です。
2日ともタチウオをあげた漁港。
この写真は、最終日の帰り道に撮影したため、すっかり日が高くなってしまっています。

 昨年はたいした結果が出せませんでしたが、今回は上出来ってとこですね。2日目にシュノーケリングをした真栄田岬も良かったし、大変良い旅でした。
 次回は是非ガーラを、駄目でも異なった魚種のものを釣りたいですね。


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