Pakkoro House  Fishing Report 2004年


「悔しさ残るもロタを堪能」

 12月18日よりロタに行ってきました。事前に陸っぱり情報を仕入れようとWEB上を検索しまくりましたが、これといって使える情報はなく、メバリングタックルとシーバスタックルを用意しました。宿泊先の近くには港がないので、リーフ内の浅瀬を攻めることになるので、潜度の浅いミノーを中心にセレクトしました。


1日目
 サイパン経由にて夕刻17時過ぎに宿泊先に到着。荷物を整理して一休みした後、早速タックル持参で近くを探索。リーフの外は多少荒れ気味だったが、ホテルからすぐのところに静かな場所を発見。 かなり浅い場所だったので、メバリングタックルに小さなミノーを着けて開始。すると、1投目よりヒット。しかし、悔しくもすぐにフックアウトしてしまう。見えた姿から30cmほどのトレバリー系。気を取り直して同じミノーを投げていると、数投目にヒット。足場の粗い岩肌から考えると根擦れが怖いので、思い切り竿を立てて多少強引なやりとりをする。
 なかなかのヒキを味あわせてくれたのは25cm弱
のハタの仲間でした。嬉しいロタでの第一号です。
 その後アタリが無かったが、かなり薄暗くなった頃
にようやく2尾目が足元でヒット。一度根に潜られたも
のの、慎重に引き出したのは、サイズダウンした同じ
種類のハタ。ここでとりあえず納竿。まあ、30分ほど
でこれだけ楽しめれば”良しっ!”ってところでしょう。
 釣ったハタ2尾を宿泊先のレストランに持ち
込んで、調理をお願いしました。刺身にして
欲しかったのですが、小さいので出来ないと
いうことでお任せしました。結局出てきたの
は「甘酢あんかけ(スイート&サワーソース)」
でした。揚げ方が上手で、背骨以外は残さず
食べれました。


2日目
 早朝1時間勝負で、前日の場所に行きました。ところが昨日より海はさらに荒れており、ミノーが上手く泳ぎません。しかたなく、少しでも波の影響の少ない岩場の窪みにワームを落としてみると、赤い魚が数尾出てきてその中の1尾がヒット。上がってきたのはイットウダイの仲間。結局、同じポイントではその後寄っては来るもののバイトにいたらずそれっきり。
 その後、場所を移動して同様にワームを落として、ハタを1尾追加。他には赤いオジサンとハタを1尾づつ、根擦れで逃してしまいました。
 午後からテテトビーチでスノーケリングをする予定だったのですが、天気も優れないし海も荒れ気味なので、散歩がてらポイント探しに出掛けました。
 海岸沿いの道を歩きながら少しでも波の影響が少ない場所を探していると、テテトビーチの手前のビーチが比較的静かだったので投げてみました。風も出ていたので小さなミノーでは太刀打ちできないので、シーバスタックルでやってみました。すると、1投目よりミノーを追ってくる魚が。しかし、姿を確認するとなんとサメの仲間。結局、バイトはしてくれず。しばらく同所でやってみたが、その後は追ってくる魚はおらず、激しいシャワーが始まったので、そのまま終了にしました。


3日目
 この日の朝は、潮位が高くて前日よりも荒れ気味だったので竿も出さずに断念しました。
 午後からは、しだいに天気も回復して海も静かになり出したようだったので、テテトビーチへ出掛けました。
 目的のスノーケリングがあまり楽しめなかったので、ビーチの外れで投げてみました。メバリングタックルしか持って来なかったので、少しでも障害物(根)に近づくように立ち込んでやりました。
 ところが、風と潮の流れが逆方向だったため、風に流されるラインに引っ張られてルアーが浮いてしまい、釣りになりませんでした。結局、30分ほどやってみましたがノーバイトでした。


4日目
 最後の朝はいつになく凪いでいました。宿泊先近くのいつもの場所も例外ではなく、おかげで全て丸見え状態。そんな中、ミノーを泳がすが追ってくる魚はおらず。開始数投で諦めモードになっていた時、ほぼ足元に来たミノーに突然猛スピードですっ飛んでくる銀色の魚体。まさしくトレバリー系。焦って手を止めてしまうが、その止まったミノーに何と食いついたのだ。彼は彼でその場で異物を食った違和感からか、エラを開いて頭を振っている。すかさず竿を立ててやり取りをするが、思ったより抵抗しないので、早くもランディング場所に運ぼうとした瞬間、翻って再び抵抗を見せる。その瞬間、痛恨のラインブレイク。確認出来た姿は念願のGT。小さいが40cmはあった。悔しくて悔しくて、暫し呆然。
 その後、気を取り直して続けるも、ミノーには反応なし。足元にワームを落として、なんとかハタを3尾ゲットしました。


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