Pakkoro House  Fishing Report 2005年


「早春の八丈」

 ロタでダイビングのライセンスを取得した妻ですが、早くも潜りに行きたいとの事。そこで急遽沖縄への旅行を予定したのですが、週間天気予報では曇りまたは雨といった具合。そんな天気では私が楽しめないこともあって、八丈島に行くことになりました。とはいっても、早春の八丈。ルアーで何が釣れるのやら。そろそろ馬鹿デカいアオリイカも釣れても良い時期らしいので、大きめの餌木も持参しました。


3月30日
 羽田より1便で八丈へ上陸しました。午前中は妻に同行して体験ダイビングをやり、ランチをとってから釣りに出掛けました。
 あいにく風が強くて竿を出せそうな場所は限られ、結局底土港の一番奥にある堤防で竿を振りました。この場所は2002年の7月にも竿を振りましたが、その時はショゴ、ヤガラ等数種類の魚が釣れました。
 開始早々、オキエソがヒット。その後、バイトは頻発するもののフッキングせず。ルアーに噛み跡が出来るほどの歯の鋭い魚らしい。その魚も飽きずにバイトしてくるので粘っていると、ようやくヒット。あがってきたのは予想はしていたが、南方ではお馴染みのダツ。
 その後、ダツを2度ほどバラして、1時間半ほどで終了にしました。


3月31日
 まずはアオリを狙ってみようと、まだ暗い時間帯(4時)に宿を出ました。風は随分収まっており、外に向いた場所でもやれそうな感じ。常夜灯のある底土の岸壁(東海汽船が着く岸壁)で明るくなるまで餌木を投げてみましたが、反応はありませんでした。
 明るくなりだした頃、その岸壁の先端に移動してルアーを投げ始めました。開始して数投目に何かがヒット。引きを少し楽しませてくれたのは、八丈ではお馴染みのアオヤガラでした。  その後はノーバイトの状況が続いていましたが、すっかり明るくなった6時ちょっと前。何気に水面のざわつきを感じたと思ったら、いきなりルアーが持っていかれ、そのまま沖に走られました。いままで味わったことのない勢いでドラグが鳴り響いて止まる気配がなく、あっという間に下糸が見え始めました。そこで、一か八かドラグに手をあてて走りを止めると呆気なくラインブレイク。しばし呆然でした。
 その後、気を取り直して7時まで続けてみましたが、アカエソ(?)が1尾掛かっただけでした。

 宿に戻って朝食をとった後、再び釣りに出掛けました。
 まずは神湊に行きました。先端部の外側にはカゴ釣り師と石物釣り師が大勢居たので、向かい合う堤防との間の船道付近を攻めてみると、面白いようにアカエソ(?)が掛かってきました。1時間ほどで8尾釣りました。

 続いて八重根に行きましたが、少し波があって他に誰も居なかったので、藍ヶ江に行きました。先端部にはカゴ釣り師が2人だけで、邪魔になりそうになかったので竿を出しました。ルアーでは、またもやアカエソ(?)がコンスタントに掛かり(5尾ほど)、他にはアオヤガラが1尾掛かりました。1時間ほどルアーを楽しんだ後、30分ほどエギングをしましたが、結局イカの姿は見れませんでした。


4月1日
 アオリを鼻っから諦め、明るくなり始める5時に宿を出て前日の大物リベンジのために底土に向かいました。
 目当ての場所にはカゴ釣り師が一人居たのですが、お断りをして邪魔にならないように投げ始めました。やはりこの時期にルアーを投げる人は居ないようで、「何を釣りたいの?」と不思議そうに話し掛けられました。「本土から来たのですが、ルアーしか持っていないので...。何かしら釣れればイイんですけどね。ははは。」と応対させていただきましたが。
 結局1時間ほどやりましたがノーバイトに終わり、神湊港に移動しました。こちらは何故か向きが悪いのか風が強く、なんとか竿を振ってみましたが、アカエソ(?)1尾に終りました。


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