街角−1


  海岸通りの元町付近、この上には阪神高速神戸線が覆い被さっていた。高速道路が撤去され空が広がり、妙な開放感が感じられた。


 海岸通りの旧居留地付近。奥に途切れた高速道路が見える。


 三ノ宮の山側。崩れそうなまま、撤去されないビルが数多く残っている。人間の慣れとはすごいもので、そんな下を平然と人は歩く。



 歩道は至る所に瓦礫が残っており、人が歩くのには適さない。


 路地に至っては、分け入る事すら困難な状態である。


  生田神社に続く表参道。休日という事もあってか、普段遊んでいた街がどうなったのか気がかりな人達で、店が開いていないにもかかわらず、思いの外人出があった。


 崩れた三ノ宮センター街で営業を続ける店。こういう店を見ると、未だ街は死んでいない!と勇気づけられる人は多かったのではないだろうか。


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