湘南国際マラソン 2008.11.16
前日にダッチオーブンの講座が入っていました。 ずいぶん前に決まっていた予定なのでずらすわけにもいかず、講座を抜け出す格好でゼッケンを取りに向かいました。 二ノ宮駅から歩いたのですが、入り口までとっぷり30分。 入り口からさらに奥へ、奥へ…。 メイン会場の大磯ロングビーチの駐車場ではぽつぽつ降り出した雨にも負けず、ステージイベント、スポンサーブースがにぎわっていました。
朝、4時のアラームで目覚めました。 ゆっくりカラダを起こしながら朝食。 5時過ぎに家を出て横浜駅で乗り換え。 どうも要領を得ないのは、昨年までのホノルルでは、ホテルから徒歩でしたのね。 こんな早い時間だというのに、下りJRは明きらかにその筋の方々でラッシュ並みの混雑でした。 大磯駅で下車。 大粒の雨が落ち始めていました。 てくてく歩いて会場入り、更衣室でカラダを伸ばしながら着替えていたら、さすが地元!知り合いに声をかけられ、ちょっとびっくりでした。 荷物を預け、雨の中スタート位置へ移動。 1時間スタートの遅い10キロの部に出場するひとたちの波とすれ違いながら、あらためて参加者の多さを感じていました。 (11.17)
降ったりやんだりを繰り返しながら、刻々とスタートが近づきます。 10分ほど前に国道へ誘導され、スタートイベント開始。 間寛平さんや杉山愛さんの激励を頂きつつ、10時の時報とともにスタート! しばらくは内陸の国道1号線を東へ。 陸橋を上り、5キロ地点を通過して海沿いの134号線へ。 往路江ノ島まではおよそ18キロくらいでしょうか。 アタマでは分かっていてもあまり変化のない風景は距離感を狂わせます。 表示が5キロ刻みというのも自分には誤算のひとつ。 なかなかペースがつかめないまま、例によって完全に行っちゃえ系の走りになってしまいました。 江ノ島を右手にしっかりと捕らえ、橋の手前で折り返し。 大勢のひととすれ違いながら歩を進めます。 25キロ地点、2時間1分! 去年は半分あたりで足が止まったことを思えば、少しは粘ったということでしょうか。 でも、ここまで。 本当に見事に足が止まり、後続のランナーの障害物と成り下がってしまいました。 5キロを辛うじて29分で刻み、会場を通り過ぎて2度目の折り返し。 目標にしていた3時間30分台にはキツイ展開。 振り絞って駆け込む、タイムは…。 (11.27)
はや、3週が流れてゆきました。 直後の4泊5日のがっつり系の講習会が入っていたので、影響を懸念していたのですが、当日の強烈な痛みからの回復は思っていたより早かったようです。 このあたりも「経験値」のなせるワザなのでしょうか。 でもね、当日はとにかく、両足の股関節の付け根、今回はそこに尽きる感じだったかなあ。。。
さて、ようやくネットタイムが入りました。
公式記録! 3時間42分04秒 ネットタイム! 3時間41分21秒
あと、1分21秒縮めるために、何をしましょうか。 また、次への課題ですね。 (12/7)
第4回湘南国際マラソン 2009.11.08
半年過ぎて、ようやくの更新です。
2009年春、縁あって訳あって、ヨルガタセイカツに変わりました。 それまでシゴト終わり、夕方のみなとみらい10キロコースがルーティーンでしたが、セイカツの変化とともに練習の仕方も激変しました。 上に書かれているように、あと1分21秒への挑戦権を春先早々にエントリーしたものの、手探りの練習の始まりでもありました。 シゴト終わり、てっぺん周辺深夜の工業地帯を駆けぬけてみたり、週末を使って新しいコースを開拓したり。 夏には旅先のパース近郊で素敵なファンランも経験しました。 結果、1年で積み重ねた走行距離は543キロ。 前の年、ホノルルから湘南までが約480キロですから、ほぼ同じペースで走り込めたことになります。 直前の30キロ走では、後半脱水症状が出て、歩かざるを得なくなりましたが、とにかくやるべきことを積んで当日をむかえた…、と思っていたのですが。
当日、昨年と同じ2枚ドア特急車両の短い編成に、昨年いじょうの混雑に揺られ、でも、平塚でなんとか下車。 送りのシャトルバスに当選していたので会場入りは昨年よりスムースでした。 天候は晴れ! 朝から気持ちの良い青空が厳しいレースを物語っているようでした。 スタート地点が1号線から西湘バイパス上に変更され、折り返しもより江の島近くになっていたようです。 09年から、ナイキさんがメインスポンサーに入りました。 そのおかげで距離表示が1キロごとに出ていて、本当に走りやすかったと思います。 前年、スタート台にいた寛平にいさんは地球を走っておりましたが、杉山選手は今年も顔を見せてくれていました。 前半から飛ばしすぎた反省を生かして、とにかくゆっくり動きだして、と念じながらのスタート。 前半はまさに順調に滑りだしたのですが、江の島折り返しあたりからすっかり動きが鈍り、後半は完全にかたまった感じになってしまいました。 歩くよりも遅いのではないかと思われるスピードで復路の西湘を上がり、2度目の折り返し。 時計ばかりが過ぎ、目標達成どころか4時間の壁さえも遠くなり、なんとかゴールできたものの、4度目のフルにして大きな挫折感の残る試合となってしまいました。
重たい足を引きずりながら帰路につき、前年と同じように近所の温浴施設へ。 奮発して45分コースのマッサージを受けてしまいました。 いろんなもの、乗り越えたつもりだったのだけれど、いろいろのしかかったままになっていたようです。
公式記録! 4時間08分05秒 ネットタイム! 4時間06分45秒
いろんなイミで仕切り直しですね。 いろいろ考えていたこともあったのですが、いったん白紙にリセットして次の目標設定をしないといけないようです。 そんなこともあって、結果が半年放置されていたわけで…。
レース中、ふがいない自分と向き合いながら一度は無理と判断したチャレンジ。 でも、できるとわかっていることをチャレンジとは言わないので、あえてできないかもしれない次の一歩を選択しました。 はい、じず。のファンランはまだまだ続くのです↓↓↓↓↓。。。 (6/6)
第25回サロマ湖100キロウルトラマラソン 2010.06.27
はい、そんなわけでサロマ湖です。 5本目のマラソンだもの、記念になるものをって考えたらこんな選択肢が出てきました。 確かにフル3時間30分台っていう目標はまだ生きているのですが、スピードに関してはかなりいっぱいいっぱいな気が…。 だったら、どこまで追い込めるかで勝負してみようかってことです。 無謀、無茶とぎりぎりなところですが、とにかくいけるところまでいってみて、結果ゴールまでたどりつけたら万々歳ですね。 もちろん、最初から棄権するつもりでは行きません。 それなりの準備はしましたしね。 普段のルーティーンを10キロから12キロ、15キロに伸ばしました。 5時間走もやりました。 湘南から半年で590キロ走り込んで、今度こそ自分を乗り越えようと…。 さて、あと3週後、じず。はどうなっているのでしょうか…。。。
(6/6)
無事、戻りました。 奇跡的になんとか完走を果たしました。 正式記録が出ました!
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とにかく、暑いいちにちでした。 噂では完走率が49%だとか。 まあ、走っている当人は知る由もないわけですが。 約13時間、スプリットでご紹介。。。
スタート:赤、青ふたつの袋をトラックに預け、やや緊張しつつスタート地点へ整列。 招待選手、ワイナイナさんが朝のあいさつ。 朝5時の時報とともに、長いいちにちの始まり…。 普段使っているものではない時計を持参したため、スタートの記録をとりそこなう。
〜10キロ:湧別町の周回コースを回り、サロマ湖方面へ。 とにかくじっくりと自分に言い聞かせながらも、足が動き、キロ6分半の予定を大幅に上回るペースで通過。
〜20キロ:右手にサロマ湖を眺めながら竜宮台の折り返しを目指す。 トップ、ワイナイナ選手と早々にすれ違う。 15キロ付近で1回目のトイレ。 ペースは相変わらず、キロ6分そこそこをキープ。
〜30キロ:日差しが強くなってくるのを感じながら湧別町の直線コースへ。 本当にどこまでも直線。 このあたりで想定のペースに落ち着きだす。 貯金は約20分。 またしても時計の操作ミス。
〜40キロ:直線を折り返し、左手に後続のランナーを見ながら湖方面へ。 途中から国道へ出て、本格的なウルトラへ突入。 40キロ手前で2回目のトイレ。 仮設でない施設のトイレは水道があるので有効。
〜50キロ:月見ヶ浜のフル地点通過。 ときどき歩きを入れながら足を進める。 練習でも走っていない未知の領域へ突入。 キロ7キロ平均の設定ペースに15分の貯金。
〜60キロ:54キロレストステーションで着替え。 12分ロス。 高低差のいちばんキツイ区間を歩きを入れながら乗り切る。 途中、カメラのズームが動かなくなり、格納に手間取り歩きが長くなる。 完全に気が緩んだか、気づけば設定タイムより完全に遅れている。 途中、3回目のトイレ。
〜70キロ:遅れを少しでも取り戻そうと、必死で脚を運ぶ。 暑さで意識が飛びそうになる感覚を覚えながら、サプリを補給しながらなんとか集中力を維持。 70キロ関門を予定より5分遅れで通過。 80関門へ1時間25分残し。 さらに上げないと間に合わない。
〜80キロ:葛藤。 あきらめきれない想い。 歯を食いしばって前へ。 サプリを入れておいたジップロックに氷を詰め、首、アタマ、足を冷やしながらペースを作る。 前半5キロラップを38分で刻み、視界が広がる。 ワッカ手前でトイレを済ませ、5分残しで80キロ関門を通過。
〜90キロ:ワッカ片道約8.5キロ。 残り20を3時間残し。 少し余裕が感じたか、少し歩きが入る。 90キロに関門があることをすっかり忘れていた。 折り返し手前で制限時間を告げられ、あわてだす。
〜ゴール:ワッカの復路はオホーツク海の風をまともに受け、少し寒さを感じるくらい。 長袖作戦、成功! ワッカを抜け、残り2.5キロ。 最後のトイレを済ませ、公道へ。 時間はある。 沿道の声援が「がんばれ」から「お帰り」に変わる。 最後の直線。 そして…。。。
完走メダル、頂きました! 言葉にならない想い。 とにかく、やりきった風を感じていました。
(7/4)
第5回湘南国際マラソン 2011.1.23
サロマの余韻のなかで、酷暑の夏が過ぎてゆきました。 エントリーは開始時刻を待って済ませましたので問題はなかったのですが、ブームに乗って?あっという間に締め切りになってしまいました。 9月になっても暑さは収まらず、距離を伸ばすことができずにいらだちも感じていました。 ただ、APEC開催のあおりを受け、各大会が日程変更になっていたのが、結局幸いしたことになるのでしょうか。 12月の横浜マラソン、ハーフをはさみ、多少ふくらはぎの違和感もあって調整は遅れましたが、元旦から始動してきっちり事前30キロを含み、ほぼ予定どおりに仕上げました。 サロマ以来悩まされている右脚も、鍼灸治療でおさえながら当日に向かいます。
今年も往路バスを手配して、例年より1本早い普通車両に乗り込みました。 あれっ?すいている。。。 去年のあのラッシュ並みの混雑から1本早めただけで、座って平塚まで到着。 びっくりです。 さすがに1月、まだ明けやらぬ暗がりのなか、乗車場所の平塚競輪場までとぼとぼ歩き、乗車。 復路のコースなりに走って大磯ロングビーチ入り。 ちょうど日の出をむかえます。 寒さをしのぎながら時間調整し、着替えを済ませアップ。 今回から設定タイム順にアルファベットで組み分けし、整列が始まりました。 今回は初マラソンの若いのを連れていましたので、記号が違うんですよね。 しっかし、整列整理に手間取ったのか、なかなか列が動きません。 結局、後方の整列が終わらないうちに、スタートの9時をむかえ、余分に走らされたようなかっこうになってしまいました。 今年は特にぎりぎりに到着するランナーが多かった気がするな。 感覚ですけど、1時間まえ到着は遅いと思いますね。
スタート台には坂本トレーナーと長谷川理恵さんが手を振っていました。 ゆったりと西湘バイパスを下ってゆくのですが、寒いなか整列待機で冷えたせいでしょう、しぼったはずなのに尿意が…。 最初のエイドで列に並ぶことになりました。 2分ほどタイムロスしましたが、今回はキロ7分のペースを考えていたので、問題なく挽回できました。 若いのはリタイアする気まんまんで臨んでいたのですが、こちらは引っ張る気まんまんですから。 前半20キロで貯金を10分弱作り、復路に入ります。 予定どおり?若いのは30キロで壁が来て、ペースが落ちます。 それでも前半の貯金がたっぷりあるので、キロ8分まで落としても余裕です。 復路西湘の坂を上がって残り5キロ。 同じペースで辛抱すればサブ5、落としても完走は確実ってささやいたら、俄然その気になりましたね。 まあ、痛い痛いのラスト5キロも想定内。 無事完走を果たし、メダルいただきましたよ。
公式記録! 5時間07分36秒 ネットタイム! 4時間54分23秒
そんなわけで、こちらはピンピンしています(笑)。 ソックスの具合がよくなかったのか、足の裏がかなりダメージ受けてますが、ひざ、もも、股関節、痛みはとくにありません。 中3日あけて次へ向けて始動したら、帰宅ラン12キロの新記録が出ましたし。。。
(1/28)
第6回サイパンマラソン 2011.3.5
公式記録! 4時間06分26秒
多くを語るべきかどうか、まだ迷っています。 ひとつには完全極秘行動でのエントリーであったこと。 そして、1週ずれていたら、きっととんでもないことになっていただろうこと。 語りたいエピソードはたくさん持ち帰ったのですが、いましばし、事態の推移を見守ろうかと思います。 (3/21)
気をとりなおして、つらつらと…。
1年半を経過してもなお、記憶に刻まれている大会です。 何より、アースマラソン完走を記念した大会であったこと。 これまで参加した中で群を抜いて規模の小さな大会であったこと。 そして、帰国後すぐに震災が起きたこと。 いろいろなものが入り混じり、カタチに残せずにいたのですが、今年の東京を走り、些細なことだけど走ることで表現し、走ることで発信し、走ることで支援していこうという思いが生まれました。
諸般の都合により、弾丸ツアーでの参戦です。 当然です。 金曜夜、成田を出て、明け方、いやまだ深夜に到着します。 土曜は前夜祭なので、一日ゆっくり過ごせます。 周辺散策をして、夕方からパスタパーティーに参加して、当日に備えます。 日曜朝、スタートが4時と言うことで、めちゃめちゃ早いんですが、その理由はあとでわかります。 フルマラソンは規模800人少々ということで、スタート地点に集合しても数えられるんじゃないかと思われます。 ほぼフロントローからスタートなんて、国内じゃ考えられません。 コースはいたってシンプル。 スタートから北へ10キロ行って折り返し、来た道を戻ってスタート地点から南へ10キロ行って折り返し。 で、街中を抜けると、街灯もまばらで、ところによってはすっかり暗闇になる状態。 ヘッドライトを装着して走っている方数名。 10キロすぎてようやく明るくなり、スタート近くに戻ってすっかり昼間になりました。 南へ向くころには太陽がさんさんと降り注ぎ、気温急上昇! しかも、このあたりに来ると、さすがにバラけるんです。 これまで人の列が途切れたことなんて経験したことありません。 常にレース中は集団をぬっていくか、集団に抜かれていくか、どっちかじゃないですか。 見通し、ランナーの姿がぽつぽつと遠くなります。 もちろん、沿道には応援のローカルたちが出てくれてはいるのですが、ひとりで走ってる感覚ってさびしいですねえ。 で、折り返しですよ。 お互いへろへろなんだけど、元気にハイタッチで行き過ぎます。 これがパワーになるんですね。 相手を探して視線も上がるから姿勢もよくなるのか、ペースも上がりました。 あの暑さでの6分台は、自分としてはしてやったりの記録かと思われます。 こげそうになりながらゴールして、それでもまだ9時まえですから、シャワー浴びてプールでクールダウンして、あとは木陰で昼寝とリゾートしました。 なにせ弾丸ツアー、帰国集合は深夜2時過ぎです。。。 (2012.9.23)
第6回湘南国際マラソン 2011.11.3
延期になった5回大会が年明けだったので、今年は2回134号を走れることになりました。 自分のなかでは年中行事になっているので、即日完売のエントリーも問題なく済ませ、夏を乗り切りました。 11月に向けてまだ暑さ残る9月に走りこんで、秋10月に仕上げる、そんなローテーションを考えていたところが、9月に右のふくらはぎにこれまで味わったことのない違和感。 実質3週間の完全休養に費やし、予定は完全にアウト! それでも10月の巻き返しをそろそろと立ち上げたところ、最初の20キロランの途中で今度は左のふくらはぎに同じ痛みが…。 再び10日間の休養、そして気を遣いながらのそろそろとしたスロトレ。 それでも20キロを1本入れ、なんとか自信が戻ってきたところで、まさかの左足再発。。。 ほぼ10日ノーランののちにむかえた当日、今までこれほどの不安をもって立ったスタートラインはありませんでしたね。
さて、当日です。 寸前になって気付いたのですが、初の祝日開催です。 前日もシゴト、翌日もシゴト。 睡眠時間を確保するために、準備を早めから始め、とにかく眠って4時起床。 大会用の臨時列車の乗り込み、多少の混雑のなか大磯駅へ。 今年は主要駅からの有料バスが用意されたため、平塚からの無料シャトルは廃止されていたので、大磯から路線バス190円で会場入り。 ピストン輸送していたので、長い列はありましたが、意外とスムースに乗り込めました。 7時前の到着だったと思いますが、すでに蒸し暑さを感じます。 予報は25度、これは厳しい試合を予想させます。 着替えを済ませ、ステージでは開会式が始まっています。 寛平さん、凱旋です。 パンプキンのリクエストに応えてもらい、ちょっと嬉しさ感じながらスタート待機列へ移動。 今年はバイパス本線上まで進めました。 9時スタート。 前方でこれでもかというくらいのスモークがたかれています。 寛平さんも戻り、ナイキさんからニューバラさんにメインが代わって、ちょっと気合いをいれたのでしょうか?
さて、レース。 とにかく、ゆっくり立ち上がります。 いつふくらはぎが爆発してもおかしくないと思いながらのレースです。 正直、今回ばかりは収容バスを覚悟して臨んでいます。 でも、半分以上進めれば、歩けさえすれば6時間にはなんとかはまるのではないか、そんなプランがよぎります。 早々にトイレに立ち寄るのは昨年と同じ展開。 それでも5分半にちかいペースを維持でき、10キロ通過57分ほど。 疲労がすっかり抜けていたせいでしょうか、むしろ快調に足が出ます。 江の島折り返しをまわり、20キロも同じペースを維持し、56分ほどで通過。 逆にひさびさのサブ4かと、甘い考えがよぎり出した28キロ過ぎ、やっぱり来ました、30のカベ。 突然左ふくらはぎからはじまった微妙な違和感がひざ、そして股関節と広がり、左足が完全に固まりました。 無理せず7分半まで落として湘南大橋を渡り、30キロ通過は完全に貯金を切り崩し、1時間1分台まで落ちます。 このまま維持しても10キロを1時間15分と読んで、とにかく1歩ずつ前へ前へ。 復路西湘の上り坂がなにせきつく感じ、高速道路の微妙なバンクに体をもってゆかれながらの後半戦。 そして残り5キロ。 湘南国際名物、といってもいいでしょう、ラスト5キロの脱力エリアに突入です。 ゴール地点、大磯ロングビーチではフルマラソンの表彰が始まっていました。 にぎやかなアナウンス、たくさんの人たちの応援、そこを通過して高速道路をあと2キロ少し。 喧騒は遠ざかり、沿道はボランティアさん以外は立ち入れないエリアなので本当に静かになります。 右手にはゴールへ向かう人の波。 去年もここでココロ折れそうになっていた若いのがいましたがね。 ところが不思議と今年は、このラスト5キロがとても短く感じたのです。 ペースもなぜか6分台まで戻し、これまでにない仕上げの走りができたようです。 第2折り返しを過ぎ、最後の給水。 そして40キロを1時間13分で通過してラスト2キロ。 にぎやかさが再び近づいてきます。 キツい西湘バイパスの下り、最後の上り、待っているのはゴールの人波です。 収容車覚悟で臨んだ大会を無事、走り終え、いつもとはまた違った感動を胸に刻んでいました。。。
公式記録! 4時間24分18秒
この練習量の少なさにしては立派な結果だったと思います。 横浜の10キロを経て、次は夢の東京へ向かいます。(11/8)
東京マラソン2012 2012.2.26
速報記録! 3時間54分23秒
とにかくエンジョイランで写真撮りながらにして、セカンドベスト。実に3年3ヶ月ぶりのサブ4達成!