Pakkoro House  Fishing Report 2000年


「Barb、サイパンを釣る」
 
11/3から4日間、サイパンに行ってました。
このタイトルだと、鼻に白く日焼け止めを塗ってトローリングを楽しむJ州屋・松方店長や漬物屋・辰にいを連想させますよね。だけどわたしにはそんな優雅にトローリングを楽しむ時間も金もありません。 そんなわけで、リュックにトラウトロッド&リールと数個のルアーを詰めて、ビーチ前でのかわいい戯れを試みました。

今回訪れたのは繁華街・マイクロビーチから離れた地区にあるMリゾート。ホテルのなかでは一番北に位置しています。遊泳しやすい砂地のあるビーチはほんの5、60mほどしかなく、あとは砂と珊瑚・岩が入り交じった感じ。

まずは2日目の朝に決行。
日の出から30分ほど過ぎた7時前から開始。横風が強く肌寒いため、まだ泳いでいる客はいない。とはいうものの、遊泳区域で投げるのは気が引ける(もし、ルアーをロストしたら泳ぐお客さんにとっては危険だものね。)ので、左サイドから左へ移動しながらやることにする。まずは5cmのオレンジ色の
wavyを投げる。根かがりを恐れて、ロッドを立てぎみにリトリーブ。と、2、3投目に即バイト。あがってきたのは奄美でも登場したエソの仲間。
 
ほんと悪食なやつだ。同所でさらにエソを追加したものの反応なく、10Mほど移動。1投目にフエフキダイをゲット。
 
しかし後が続かず、さらに移動。そして、数投目に大物ヒット。着水後すぐにヒットし、糸を出されたうえに、成す術なくあっけなくラインブレイク。リーダーはボロボロ。その大物は大きめのメッキだと勝手に決め付けて、ホッパーPOP QUEENにて攻めるが、ダツがヒットしたのみに終る。
 
ホッパーを初めて使ったけど、水面上のルアーにバイトされた瞬間のドッキリ感はなかなかイイですね。フッキングに持ち込めなかったものの、すっかりバイトを楽しみました。実釣1時間ほどながら、満足、満足。

翌3日目の朝も決行。
日の出直後から開始。昨日同様に横風強し。この日は右サイドでやってみる。まずは昨日はまったホッパーから。すぐにエソがヒットするが、あとが続かず、30分ほど粘ってもノーバイト。
昨日のポイントへ移動し、しつこくホッパーを投げるが、全然出ず。
どうも今日はノリが悪い。前日と違って晴れて(前日の朝は曇りがち)いるせい?
ルアーをチェンジし、サージャーでエソを、CSミノーでムラサメモンガラをなんとかゲット。
 
実釣1時間半のわりに、散々な結果。イイことばかりは続かないね。

その夕方、夕暮れの海を写真に納めるためにビーチへ降りる。
朝と違ってベタ凪。ついでにホッパーを投げるが気配なし。ルアーをチェンジし、ソリッドミノーでダツをゲット。急なスコールの襲撃に、実釣15分ほどで終了。

そして懲りずに最終日の朝も決行。
昨日と同様に日の出直後から開始。ピーカンにベタ凪と来たもんで、まったくもって駄目。ソリッドミノーにて砂の中から飛び出して来たエソ、1匹のみ。
タックルを片づけて浜から引き上げるとき、目の前で50UPほどのロウニンアジ(?)が捕食するシーンに遭遇。こんな浅い波打ち際まで来るとはオドロキ。さっきまで投げていた場所だけにくやしいけど、掛けても所詮ラインブレイクなんだよな。

結局、実釣4回・計4時間ほどの結果は
     エソ              15cmほど     5尾
     フエフキダイの一種     15cmほど     1尾
     ダツ              35〜40cm    2尾
     ムラサメモンガラ        15cmほど     1尾
 
使用タックルは
    ロッド : 6ftトラウトロッド
    リール: スピニングリール
    ライン : 6lbナイロン+12lbナイロンリーダー
    ルアー: 5〜7cmのミノー   5〜7cmのホッパー
        7cmのジグミノー   7gのメタルジグ

メタルジグは早引きしないと根がかりしてしまうので、早引きを徹底。魚が追いつかないのか、バイトすらなし。ミノーでのトゥイッチング&テロテロリトリーブが効果的だった。
対象となる魚は多く居るには居るんだけど、思ったより反応が悪かった。水がキレイで浅いせいか、天気が良いとルアーも簡単に見破られるのかもしれない。こちらの姿も見え見えだし。
曇りがちで波立っていた初回の結果が良かったのは、こんなことなのかもしれない。



尚、当ページの写真は生写真でありましたが、NFSのメンバーの協力のもと、掲載することが出来ました。この場を借りて、お礼申し上げます。



トップへ
トップへ
戻る
戻る