Pakkoro House  Aquarium Topics 2008年


3月

イカつい奴、新メンバー
 餌獲りに行った磯の小さな潮溜まりでソソられる形の魚を発見。ところが、網を入れる間もなく姿が見えなくなってしました。しばらく待っていたのですが、出てこないので、拾った木の枝で潮溜まりの隙間、窪みを隈なく(?)探り、なんとかゲット。
 持ち帰って60cmのMAGOタンクに収納。カサゴやソイのようにも見えますが、メバルのように上を向いて泳いで落ちてくる餌を捕食する様子から察すると、たぶんヨロイメバルではないかと思います。
 そして、もう1匹はベニイザリウオ。昨年の12月に入手してキリンミノとオニダルマオコゼと同居させたのですが、捕食が下手な個体だったため、60cmMAGOタンクで飼っていました。当然ヨロイメバルは食べられてしまうので、仕切りをしました。

4月

何者なんだろ?
 餌獲りに行った磯で、潮溜まりに水面近くをフラフラしている魚を発見!肌の感じから傷つく易そうにみえたので、網とバケツの挟み撃ちで、バケツに追い込んで捕獲。いとも簡単に獲れたので、弱っているのかと手の平に乗せてみると、結構暴れる。どうやら弱っているわけではなく、こういう魚のようだ

 見たことない初モノなので、持ち帰って無理して60cmMAGOタンクでヨロイメバルと同居させて飼ってみたのですが、水槽でものらりくらり。残念ながら、2日目にクリルをついばんだものの、4日目に白点が出てしまって逝ってしまいました。姿はメダイっぽいんだけど、メダイの幼魚の写真が見つからないんだよなー。

5月

イカつい奴、リリース
 昨年より飼っているオニオコゼとミノカサゴが思いのほか成長が早く、共に20cmほどになってしまい、60cmタンクに彼等2匹では、もはや限界を感じました。かといって、タンクを大きくしたり増やしたりするわけにもいかないので、泣く泣く手放すことにしました。
 ショップに引き取ってもらったり、ネットオークションも考えたのですが、ミノカサゴは獲ったものだし、オニオコゼは放流用の養殖ものだし、海に放ちました。ヒレに毒を持つ彼等なので、人が水に入る場所や釣人が多い場所は避け、砂に潜るオニオコゼの生態に合わせた砂地があり、さらに餌となる魚が多い場所を選びました。

いままで見落としてた?
 いつもの場所(磯)に餌獲りに行った時のこと。
 そろそろ色の付いた子達が現れているのでは、と磯場を見回っていたのですが、あるところで見覚えのある貝が目にとまりました。拾ってみると殻ではなく、中身が入っていました。辺りを丹念に探してみると、あるわあるわ。図鑑で調べたところ、生息地の範囲内だったので居てもおかしくはないようですが、自分にとっては嬉しい発見でした。
 さらに、同じ場所で好きなサラサエビも発見。タイドプールでは見掛けたことがなかったのですが、複数匹ゲットすることが出来ました。 
 いままで何度も訪れていたポイントですが、見落していただけなのでしょうか。
 他に、ヨロイメバルがまた獲れたのでお持ち帰り。ついでに珍しい魚ではないのですが、かなり小さいサイズが獲れたので、カサゴとクツワハゼも連れてきました。

8月

2年振りのハタタテ
 6月に入って60cmタンク+MAGOタンクの2段セットが絶不調!サラサエビは1尾1尾減っていき、あげくの果てに白点病が猛威をふるって魚達も全滅してしまいました。
 そんなわけで、MAGOタンクを片して60cmタンクでリセット。サツキハゼを泳がせて暫く様子を見つつ、新たなメンバーを物色していたのですが、その気にさせる魚と出会えず、8月も後半に差しかかった頃にようやく見つけました。多少梃子摺りはしたものの、無事ゲットすることが出来ました。

9月

夜の港巡り
 初旬の日。日中帯の潮位が高いので低くなる夜間に餌獲りに出掛け、そのついでに港をいくつか廻ってみました。その甲斐あって、予想外の獲物をゲット出来ました。
 ひとつめは、イトフエフキ。港のスロープ近くの比較的浅い場所に居たのですが、眼が悪いのか網に気付いた様子も無くすんなり入りました。
 ふたつめは、オトヒメエビのペア。途中がえぐれている岸壁なのであまり期待はしていなかったのですが、なぜか水面近くまで出てきました。
 みっつめは、サラサエビ。5月に獲った場所に行けば獲れるのかもしれないのですが、水遊びシーズンは人出が多くてほとんど行っていなかったので、新たな場所を発見しました。

またまた、ハタタテ
 終盤の日。前日時化ていたようで、餌獲り場は濁りが入って海草だらけ。餌も思うように獲れない状況だったので、期待はしていなかったのですが、近くの港をのぞいてみました。
 意外と濁りは無く、深場から浅場にかけてみて見ていくと、浅場に獲ってくださいとばかりに、小さいハタタテが3尾寄り添っていました。まさに流れついたばかりでスレておらず、難なくゲット出来ました。
 多くの種類を楽しみたいので、同種複数飼いはほとんどしないのですが、タンクにまだ余裕があるし、あまりに可愛かった持ち帰りました。いまのところ、心配したケンカもなく健気に共存してくれています。

10月

イカつい奴等との決別
 90cmタンクにセパレートをして放していたキリンミノとオニダルマオコゼですが、動きが激しくないのでなんとか飼えていたのですが、さすがに共に10cmを優に超えて、かなり窮屈になってきました。
60cmタンクのメンツと入れ替えることも考えたのですが、この場を凌いでもすぐに手狭になってしまうことも考えて、手放す決断をしました。熱帯性の彼らですから、さすがに海に逃がすわけにいかず、ショップに引き取っていただきました。
 イカつい奴、残るは今年獲ったヨロイメバルだけとなりました。思ったより成長が遅くてホッとしています。案外臆病なうえ、捕食が上手くないので、必要以上に餌を食べていないからかもしれませんね。
 昨年の2月より熱をあげていたイカつい奴等ですが、成長の早さに着いていけずに、早々と断念するはめになりました。最初から大きくなる種類だとは認識していただけに浅はかでした。
 とは言っても、また何かのきっかけで火が点いてしまう恐れがおおいにありますが。はは。
2008.4 撮影
2008.4 撮影

伊豆での収穫
 家族での伊豆旅行。もちろん、港も巡りました。定番のチョウ達やハタハテダイは多く見られましたが、なかなかそそられる子には出会えませんねー。
 それでも、2尾連れて帰ることが出来ました。
 ひとつめは、ある港でヘチにへばりつくように横移動する茶色っぽい小さな物体を発見し、もしや小さなハリセンボンかと思って掬ってみると、初物のサザナミフグでした。
 ふたつめは、サラサエビでも獲ろうと夜の港を物色していると、なにやら赤い魚を発見!キンギョハナダイなら寝てるだろうし、となんだか判らないままと獲ってみると、なんとも小さなアカマツカサ!この手の魚は大好きなので大満足で、これにて終了としました。
 彼ら2尾は、イカつい奴等を手放したことにより空いたスペースに放ち、前月獲ったハタタテダイを2尾(3尾中1尾は残念ながら堕ちてしまいました)も60cmから移しました。


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