ちょっと深いですよ。(笑)
遺産概要 社伝というのによると、春日大社の創建は768年。古くから神聖視されてきた春日山
・三笠山の山麓に、藤原氏が氏神を祭る堂社を建立したもの…とあるようです。主神は武甕槌命
(たけのみかづちのみこと)ということで、なんでもこの主神、藤原氏一族の出身地であるという
常陸の国鹿島神宮(現茨城県鹿島郡)から白い神鹿に乗って飛んでやってきたと。
(故奈良の鹿はその神鹿の子孫という言い伝えで、だから神鹿として大切にされているとか?)
…という説が一般的なようですが、注目すべきは“古くから神聖視されてきた”という所だと思わ
れます。日本に最も古くからある原始信仰が礎にある様子です。そのためこの神社、山の向きや
本殿の配置の不可思議等今も多くの謎が存在しているみたいです。ミステリアスですね。
実際行ってみても、長々と山林をぬって続く参道を、えいこらやいこら登っていく先には一体何が
あるかしら!? と期待をはずませ着いたにしては本殿も幣殿もこぢんまりして拍子抜け気味。(^_^;)
ああそうか。結局「この山一個丸ごと全部」が神様なんだ、だから建物はさしずめ仮事務書?
世がどんなに移り変わろうが、権力や思想がどう移ろうが、ただ古代から脈々としたただ
“そこにおわします”といった…何かを何かを感じさせてくれるような…。
…なんかよく解ったような解らんような講釈で恐縮ですが…。
でもやっぱり素適です。そして一人一人いろいろな想いを抱いても良いんだっていうような気がし
ますね。我々はただ森とともに生きていく。(守り、そして守られ…) う〜んロマン。鎮守の森って
やっぱり心が洗われますね。
偶然にも訪ねた時期は藤の開花時期でして。ここには銘木「砂ずりの藤」
が。藤は元々春日山に自生していたらしいんですが、例の藤原一族が自
分等の名の「藤」にちなんで大事にさせてきたそうですが、
砂ずりとは藤の花穂が1m以上垂れ下がり地面の砂を擦るほどのびると
ころから来ているそうで。私もこーんなに長くて美しい穂の藤は初めて見
ましたよ。やっぱり感動ですよぉ。ありがたや〜ん。
他のみどころとしては、やはり御盆の“万燈籠”でしょうね〜。
「午後7時になると境内の石燈籠2000基と、廻廊や社殿の軒先にある釣
燈籠1000基すべてに灯が入る。この燈籠は、800年前から今日に至るま
で、藤原氏をはじめ広く一般国民から奉納されたもの。朱塗りの社殿に
燈籠の明かりが映えて美しい。」(春日大社HP説明より)
ああっ。想像しただけでどんなにか幻想的で美しいか見えるようです。
ぜひ一度拝見させて頂きたいが…きっと大混雑でしょうね。
幼児連れには難しいわね。
そのうち…いつかぜひ。
追記:平安も中期には興福寺に実権を掌握されていた様子。本当に色々な時世をくぐり抜けて
きた神社なんでしょうね。でもどんなであろうが土地の氏神として地域の多くの住民たち
から信仰を寄せられていた。…今あることが静かに、しかし確かにそれを示して…。
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