西暦794年の平安遷都から、明治2年1869年まで、ずーっと使用されてきた元皇居です。
結婚する以前から、旦那と一緒に(桜と紅葉の庭が凄く素適らしいと)ず〜っと行ってみたかった
場所だったんですが、結局6年越しとなりました。(秋の一般公開)
それだけに、いやもぉ、それだけでも行けて感慨深かったりするんですけどね。(^o^;)
まず即位の礼等も行われます正殿が、紫宸殿(ししんでん)です。これの回りを朱塗りの回廊が
巡っております。丁度「平安神宮」の本殿のところに紫宸殿がある…って感じを思い浮かべて
頂けたらまんまかと思いますです。
映画「陰陽師」ではこの回廊と南庭(だんてい)を舞台に安部晴明が怨霊退治を華麗にとり行っ
たりしておりましたよ。「御所の顔」といっても過言じゃないかもしれませんですね。(^_^)
本殿は、中国北京の紫禁城を彷彿とさせてくれます。そりゃそうですわね。あちらのお偉方や訪日
団を「あっ!!」と言わすべく創られたあちゃら仕様の超上級建造物ですものね。
ここを中心に南へ下る平城京随一の街道。コイツも中国使節団をアッと言わせるトリックが用いら
れていたなんて話も思い出されワクワクしますね。凄いタイムトラベルです。
(人間の視覚の特徴を利用して、道幅をここから南へ下るほど狭くしていって、まるで遠くまで街道
が続いているかのような目の錯覚を起こさせるしくみだったんですよね)
紫宸殿の前には左近の桜と右近の橘が植わってい、殿の中央にはおだいり様とおひな様…
そういえば「お雛様」って天皇家の嫁入りの様子を模したものでしたよね! 道理で見た事無い
のにこお、なにか懐かしい感じがするのはそのせいか…。(^_^;)
学校で習った各種知識はさておき、その後私が聞き集めた話を総合すると天皇とは日本国を作
った八百万の神を御祭する「巫女」的位置付けの人間なんだそうな。
なので極めて「私的」部分が少ない「公的」存在だということで。
確かに御所の各所を見て回っているに、プライベートルームがごく少なくて、殿のあっちもこっちも
庭ですら、公的行事の催事場といった印象。
生活の全てが「御祭」。なんだか凄いなあ。
凄いと言えば、例えば英国なんかで「王や女王」と謁見なんていうと、でっかい荘厳な居間に通されて行われますが、日本では
建物の中と外と両方ともが「居間」な扱い
かなー?なんて。
日本庭園とは、庭でありながら居間でもあ
るのか!などと新しい境地を頂いてしまい
ました。これは四季がありながらも穏やか
な気候の「日本」ならではかもしれません
ね。他の土地では、凍えるかもしれません
ものね。(^_^;)
さて、右の菊の花なんですが、上に綿で
飾った飾りがくっついていまして、なんだか
とっても可愛らしい。と思って撮ってきました。
宮中での菊の宴の御祭の際にこうやって菊を飾ったものの再現ということでした。
重陽の節句(別名、菊の節句)、宮中では「菊の着綿(きせわた)」と菊を不老長寿
の妙薬として前夜から菊にかぶせその綿で顔を拭いて無病息災を祈ったそうで。
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