〜 小公女 〜


 誰もがご存知、児童文学の古典、フランシス・バーネットの書いた小説。

 ナンデこんな所に改めて…といいますと、「自分を構築していくには困難に

立ち向かう多くの経験をしなければならない。これにはてっとり早く読書が

最適」(^_^;)という新聞記事と、プラス森明子助教授*という人のバーネット考

を拝読したからで。(*…文学博士。専門は文化人類学。)

 実は私小学校の頃からこの小公女が凄く好きで。(笑)

出版社違いでも何でも全部読みまくっていた気がするんですが…でも何故にそんなに気に入っていたのやらは

全く謎。丁度そんなところでこのバーネット考察に出遭いまして、「おお!」と。

 女史は、グローバリゼーションが言われる昨今、何処と何処の像を持って等、現実像は益々把握しずらく…

漠然とした不安の中で「生きる」というのは、実際どういうことなのか…近代に書かれたバーネットの3作品(小公女、

小公子、秘密の花園)の中にそれらが…現代に通じる生きる力がある…というのですよ。

                          ※ ※ ※ ※ ※ ※

 「さまざまな状況に応じて交渉すること。そこから自分の生きる道を切り開いていくこと。」…確かにそうですね。

過去は振り返らない。今を生きていく。自分の力でその道を切り開いてく。

自分を構築していく。“今”、この現代に最も必用な<こと…。

(女史は“セーラはかわった子ですが気位の高さで苦境を切りぬけていき

ます”と。これだ!多分、私の気位と反応しあっていたんだわ。図星(^o^;))

 ちなみに他2作も手にしたんですが、小公子は、母親と別れてお金一杯

の中で生きるなんて超幸せじゃん…などと親不孝な思考に走ってサッパリ。

 秘密の花園も、不細工なんて超普通じゃん、それよかプラスでお金

持ちで最高じゃん…などとやはり感情移入出来ずにサッパリ。(-_-;)

ああでも、自分の世界をこっそりしかし確かに構築していく…といった

力強さは多いに好きです。この“その”も出所はやっぱりそこですもの。

                                              御人形の様な愛らしさも憧れね〜
皆様はこの3作品、どれが琴線に触れられますやら? 

さあ! 現代にも立派に通じるバーネット道を、変わり者一直線で、めげず渡っていきませう!


 ああそうだ、追記です。いつぞやかにビデオでディズニー社が作ったという実写版「小公女」を見たのですが、

なんとこちらのオチはお父様までご存命+α超大富豪。ついでに今まで虐め倒してくれちゃった人々に愉快痛快な

しっぺ返し付きという展開でした。(なんか映画のネバーエンディングストーリーのオチとだぶってしまったワ)

お国柄っていうか国民性っていうかも加味してるんでしょうね。日本人は「貧乏」と「耐える」を美徳と捉えたりもしま

すね。(フランダースの犬!? アルプスの少女ハイジ!?) ハッ、私もまさに日本人のはしくれ的っすね。(^_^;)


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