
やさしい
小いも、里子を辞退?する。
『ごろすりPhoto』にも書き込んでいるが、保護猫のマロンとチビリが里子に出た。マロンは1匹でのお問い合わせで、東村山市のお宅に迎えて戴いた。アッシュ(3ヶ月♂)という先住猫のいるお宅で、先程メールが届き、タビィという名前をもらいアッシュとも微妙な距離を置きながらも仲良くなったとのことだ。
一方、チビリのお問い合わせも結構あったのだが、タイミングが合わずゆっくり里親さん探しを決め込んでいた。そこに、川崎市のボランティアさんから、黒猫希望の問い合わせがあるとの連絡を戴いた。ご自分で保護されている黒猫はまだ里子に出せる状態ではないとのことで、里親さん候補を紹介して下さったのだ。稚拙な我が家のHPを紹介して戴き、今回の里親さんの目に留まったのが、
小いもだったのだ。9月の『ごろすりPhoto』と『Diary猫道楽』には、文京区の里親さんにお届けが決まっていたと書いたが、こちらの勝手で里子に出すのをご遠慮させて戴いたのだ。とても優しそうで、しっかりされている里親さんだっただけに残念であり、申し訳ないことをしてしまった。
そして、待機児童だった
小いもを気に入って下さった川崎市宮前区の里親さんが、さらにチビリまで迎えて下さるというお申し出までされたのだ。メールのやり取りとお電話でお話しさせて戴き、母ちゃんは即決したのだという。そしてお届けの当日、小いもは予想どおり捕まらない。徒ならぬ気配を感じ取ったか、写真左の用意したキャリーケースはチビリを入れてお届けするのに使うことになった。朝から3時間粘ったが捕まらないという旨を電話でご報告し、逆に 『無理をなさらないで・・・』と暖かいお言葉まで頂き恐縮した。
小いもめ!
しかし、黒猫を希望されていたのにクロ白のチビリでは申し訳ないと、
いつもお世話になっているサイトの里親募集記事から黒猫をサイト内検索し、松戸市の保護主さんに連絡をとり、急きょ合同お見合いをすることになった。その際も、お届け前に黒猫の写真をメールでご確認いただこうとしたが、『もう2匹を受入れるつもりですから・・・』というお返事だった。まったくもって素敵な里親さんだ。母ちゃんも
『私の決めた人だもの!』と感涙にむせび、興奮していた。(大袈裟に書いてしまった)
松戸市の保護主さん夫妻とスタンくん(6ヶ月♂)を お迎えに行き、我ら夫婦とチビリで川崎市宮前区まで時速300キロでとばし、途中で新幹線を追い越し、ジャンボジェットを追い抜き、音の速さを・・・(誰かとめて)。 とにかく急いで伺ったが、丸子橋を渡った途端どしゃ降りで、昼の2時だというのに真っ暗でライトを点けた。ワイパーも役に立たたないほどで、道路標示も見えなくなりノロノロと走らなくてはいけなくなった。マンホールから雨水が噴出し、川も氾濫寸前だった。

チビリ、ネネとお別れ。
やっと到着すると、ご主人が豪雨の中、タオルを用意して玄関先まで迎えて下さった。『別荘みたい・・・』、立地といい、建物の大きさといい、まるで別荘のようなお宅だ。
小いもちゃん残念だったね。でもこれじゃ、父ちゃんが里子に来たいよ。去勢されてもいいからさ。
お宅にお邪魔して、しばらくお話ししたあと、チビリとスタンをキャリーから出した。チビリは何の違和感もなく環境になじみ、部屋を散策し、先住猫のナンシー(7才メス)に挨拶をしていた。スタンも緊張はしていたもののよく馴れた保護猫だったので、やさしくチャーミングなお奥さんに抱っこされていた。2匹をお願いし、玄関を出る頃にはすっかりと晴れ上がり、先ほどの嵐が嘘のようだった。
見送りをして戴くご夫妻に御挨拶をして、帰途についた。帰りは246をゆっくりと走り、猫の話で松戸市のご夫婦と盛り上がった。思ったより道が混んでいたので、北千住の駅までお送りし、お別れした。2日間のお届けと、途中に挟んだ捕獲とリリースでどっと疲れが出た。日吉、お台場、東村山市、川崎市宮前区、松戸市、と宅配便も顔負けの3連休だった。
後日メールを戴き、『ごろすりPhoto』にも書いているが、2匹と先住猫ナンシーは仲良しだそうだ。チビリは
小太郎に、スタンは
ラムセスに改名し、新しい一歩を踏み出した。みんな居なくなってしまったが、また来るであろう新入りと、居残りの待機児童のためには
『これでいいのだ!』 なのだ。
マロン(タビィ)とチビリ(小太郎)、婿入り前日の写真。
※ 保護していた頃のマロン(タビィ)とチビリ(小太郎)ギャラリー公開中!