
眠いのに...
無理やり起されて、フラッシュをたかれてご機嫌ななめのミドちん。可愛く撮れたので許してください。
母ちゃんがエサやりを手伝っている公園の猫が死んでいるのが見つかってから1週間が経った。ようやく冷静になり、色々なことが判ってきた。最初に見つかったのは、7月13日の日曜日、夕方だった。植え込みに、口から血を流して硬くなっていた。シロ茶のオスだ。見つけてくれたのは、もう一人のエサやりさんではなく、いつも夜に猫と遊んでくれていた近所の方だ。
それから、色々自分たちの知らない情報を聞き、BB弾を打ち込むバカ夫婦が居たの事なども聞いた。警察に連絡し、パトカーと自転車のおまわりさんが到着した。大袈裟に色々説明し、パトロールの強化を取り付けた。死因は判らなかったが毒殺ではないと思った。
翌日も、翌々日も、夜警を手伝った。マグライトの一番でかいのを購入し、護身とアピールに役立てた。ポスターも、きれいな物を控えめに増やし、不審者を見たら
110番通報を促すポスターも追加した。
7月16日の水曜日、今度は茶トラのオスが、よだれを垂らしてぐったりしていると連絡が入る。病院に連れて行き、診断の結果、白血球の異常な減少があるとのことだ。入院をお願いしたが、助からないだろうと言われる。脱水症状がひどく、点滴をしていた。この時点で、のら猫の活動をされている方は、原因がほぼ特定できたと思う。原因がどうであれ管轄の警察の防犯課まで行って、再度パトロールの強化をお願いして来たらしい。ほかにも日曜日から見ていない、シロ茶が2匹いたので、みんなで心配していた。
7月18日の金曜日、茶トラが病院で息を引取った。そしてまたその夜、自分が夜警に公園に行くと、この間の近所の方が、シロ茶が植え込みでうずくまっていると言う。ライトで照らすと、舌を出しよだれを垂らして、苦しいのをじっと耐えていた。急いで家に帰り、キャリーを2台持ってきた。シロ茶は茂みの奥に移動してしまい捕まえるのが難しくなった。前面は4車線の交通量の多い道路だったので、飛び出す危険もあり、保護を諦めた。そして、前から気に掛けていた黒白のオスをキャリーに入れて連れて帰った。
翌日、公園に行き、シロ茶を捜したが見つからなかった。もう一匹のシロ茶も、もちろん居ない。茶トラの症状や状況から考えると、この公園の猫を
『猫パルボウィルス』が襲ったようだ。3種混合ワクチンにも入っているものだ。パルボは怖いと良く聞くが、目の当たりにしなくては怖さがわからなかった。断定は出来ないが、4匹もバタバタと一週間のうちに命を落とした。そう言えば、最初に死んだシロ茶の件で、おまわりさんを待っているとき、死にそうな声でえずくのを2回聞いていた。茶トラが声の主だった。
現在は母猫の『シロ茶』、その子供の『シロ三毛』、『茶トラ』の3匹が公園のエサ場に残った。母猫は一度に4匹の、健康そのものの子供を亡くした。『シロ茶』、『シロ茶』、『シロ茶』、『茶トラ』は、親離れの済んでいない、4〜5ヶ月の若い猫たちだった。残された茶トラは、母猫の出ないおっぱいを吸っていた。赤ちゃん返りだ。シロ三毛も、前より母猫に甘えるようになったという。残った3匹でがんばっていけ。この公園は、いろんな人が守ってくれているのだから。
今回でワクチン接種の大事さを痛感した。母猫は避妊手術のとき1回ではあるがワクチン接種をしていた。子供の茶トラとシロ三毛はなぜ助かったのかは不明だが、生き残った生命力を大事にしたい。
のら猫は黙っていても早く死ぬ。彼らに繁殖制限を施せば、あっという間に数が減るのだ。新しく捨て猫がなければの話だが、そんな短い期間どうして黙って協力できないのか?協力せずとも黙っているだけで結構だ。なにも猫を好きになって下さいと、頼んでいるわけでもない。もっともそんなバカどもに頭を下げる気など更々ないがな!
唯一、血縁関係にない黒白を連れて帰り、我が家に迎え入れた。名前を
『福(ふく)』とした。幸
福(こう
ふく)の、
福(ふく)だ。福は、誰が来てもスリスリして可愛がってもらっていた。その反面、虐待の標的にもされ易いので、これを機会に、我が家の猫になってもらう事にした。いつも風邪っぴきだと思っていたら、やはり
FIVキャリアだった。とは言っても発症していないし元気なので、しばらくは隔離で寂しいだろうが、少しのあいだ我慢してもらおう。いずれ元気に部屋中を駆け回れるときが来るのだから...